『GOTHAM』の悪役が爽やかな好青年を熱演!『ワンダーストラック』より場面写真が到着

『エデンより彼方に』『キャロル』のトッド・ヘインズ監督が、マーティン・スコセッシ監督『ヒューゴの不思議な発明』の原作者ブライアン・セルズニックの同名ベストセラー小説を映画化した『ワンダーストラック』が4月6日(金)より公開となる。この度、本作に出演し、『GOTHAM/ゴッサム』のエドワード・ニグマ役で知られるコーリー・マイケル・スミスの場面写真が到着した。

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これまでも人種差別や、同性愛など社会的マイノリティのテーマにしたドラマを描いてきたヘインズ監督。本作では、1977年のミネソタに住む、母親を亡くした少年ベンと、1927年のニュージャージーに住む、聴覚障害の少女ローズという二人の子どもたちを主人公に、見失ってしまった大切なものを探しに旅に出るという2つの物語が交互に語られていく。

憧れの女優に会いにニュージャージーからニューヨークへと一人旅立つローズが唯一頼れる存在である兄のウォルター。自然史博物館に勤め、博識で妹思いのウォルター役に扮するのは、ゴッサム・シティを舞台に若き日のジェームズ・ゴードンの活躍を描いた人気ドラマ 『GOTHAM』で悪役に扮し人気を博したコリーだ。高身長で端正な顔立ちのモデルのようなルックスを持ちながらも、挙動不審で少々気味の悪いニグマ役を怪演し、独特の存在感を放った。実は、彼は舞台からキャリアをスタートさせている。2013年に『ティファニーで朝食を』でブロードウェイデビューを果たし、翌年にクリステン・スチュワート主演の『Camp X-Ray(原題)』で映画デビュー。確かな演技力で着実にステップアップしてきた今注目の若手俳優の一人。

ヘインズ監督とは前作『キャロル』でも、テレーズとキャロルが旅先で出会う小物売りの商社マン役で出演しており、今回が2度目の出演となる。次回出演作は『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再タッグを組む『First Man(原題)』。『GOTHAM』の時のイメージとは180度違う、爽やかな好青年役に扮するコリーの姿はファン必見となっている。

『ワンダーストラック』は4月6日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ワンダーストラック』
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