2004年の『サイドウェイズ』や2011年の『ファミリー・ツリー』でオスカーを獲得したアレクサンダー・ペインがAmazonの新作法律ドラマ『The Burial(原題)』で監督を務めるためにAmazon Studiosと交渉中であると、米Varietyが報じた。
ダグ・ライト(『SAYURI』)が脚本を手掛ける本作は、ミシシッピ州で展開されている斎場のオーナー、エレミア・オキーフさんが斎場で責任者を務めるレイ・ローウェンさんに騙されたとして、傷害専門弁護士のウィリー・ゲイリーが代理人を担当した1995年の訴訟が基になっている。製作はリチャード・ギア主演のサスペンス映画『消えた天使』を手がけたジェネット・カーンとアダム・リッチマン。
アカデミー賞で2度の受賞歴を誇るペイン監督は、2013年にも『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』で監督賞にノミネートされている。2009年〜2011年には米HBOのコメディシリーズ『Hung/ハング』で製作総指揮を務めた。
Amazonのオリジナル作品は近年高い評価を得ていて、映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』はアカデミー賞で主演男優賞(ケイシー・アフレック)と脚本賞(ケネス・ロナーガン)を受賞し話題に。また、今年のアカデミー賞でも『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』が脚本賞(クメイル・ナンジアニ、エミリー・V・ゴードン)にノミネートされた。(海外ドラマNAVI)
Photo:アレクサンダー・ペイン監督
(C)Hubert Boesl/FAMOUS