『007』ハビエル・バルデム、スティーヴン・スピルバーグ製作のミニシリーズに主演!

『007 スカイフォール』で悪役ラウル・シルヴァ役を演じ、コーエン兄弟監督作『ノーカントリー』ではアカデミー賞助演男優賞に輝いたハビエル・バルデム。スペイン出身の彼が、米Amazonの新作ミニシリーズに主演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

ハビエルが出演するのは、スティーヴン・スピルバーグ(『ジュラシック・パーク』)が手掛ける4話構成のミニ・シリーズ『Cortes(原題)』。メキシコのアステカ王国を征服し、破壊したスペイン人のエルナン・コルテスの物語を描くシリーズは、1960年代に故ダルトン・トランボがペンを執った脚本「Montezuma」を下敷きにした作品となる。トランボの存命中に、彼の脚本が映像化されることはなかった。

ハビエルは主役コルテスを演じ、脚色を手掛けるのは、『シンドラーのリスト』『ミッション:インポッシブル』などで知られるスティーヴン・ザイリアン。ハビエルは、スピルバーグとザイリアンと共に製作総指揮にも名を連ねている。

ハビエルは本作に主演することについて、「アステカ王国繁栄の絶頂期にぶつかり合った、二つの文明を描く歴史スペクタクルを製作できることを光栄に思っています。光と陰に浮き彫りにされる人間性の善悪を演じられることは、俳優としてこれ以上ないほどのチャレンジです。ここ何年も打ち込んできたユニークなプロジェクトで、Amazonとスピルバーグ、ザイリアンというドリームチームと組めることに気持ちが高ぶっています」とコメントしている。

"文明の破壊者"と呼ばれた役を、ハビエルがどう演じるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ハビエル・バルデム
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