犯罪サスペンスドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』で、"血痕鑑識官とシリアル・キラー"という2つの顔を持つデクスター・モーガンを演じたマイケル・C・ホール。Netflixの新作ドラマ『SAFE 埋もれた秘密』で主演を務める彼が、「イギリス人役にチャレンジしたかったんだ」と語っている。米VARIETYが報じた。
全8話となる本作で、マイケルが演じるのはイギリス人の小児外科医トム。妻を亡くし男手ひとつで娘二人を育てる彼が、殺人と行方不明事件に巻き込まれていく様子が描かれるスリラードラマだ。
インタビューに答えた彼が、「イギリスやオーストラリア、他の外国出身の俳優がアメリカ人を演じることが多いが、米俳優として全然構わないと思っている。だけど、立場を逆転させるのも悪くないと思ってね」と、イギリス人役にチャレンジしたかったと述べている。
ダニー・ブロックルハースト(『エグザイル 戦慄の絆』)によるパイロット版の脚本を読んだ時に、「瞬く間に惹き付けられた」というマイケル。「登場人物が複雑だと感じたし、第1話の脚本を読んだだけで、アゴが3回は外れたんじゃないかと思うぐらいサプライズにあふれていた」とも付け加えている。
ロンドンでの撮影も楽しんだというマイケルの脇を固めるのは、アマンダ・アビントン(『SHERLOCK/シャーロック』)とエメット・J・スキャンラン(『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』)。製作総指揮に名を連ねるのは、英サスペンスドラマ『ザ・ファイブ 残されたDNA』でクリエイターを務めたハーラン・コーベン。
物語は、妻を亡くしたトムの長女が失踪。娘の行方を捜すうち、トムは自分の周りの大切な人たちが暗い秘密を抱えていることを知るという展開。
最近マイケルは、英エリザベス女王の人生を描くNetflixのドラマシリーズ『ザ・クラウン』シーズン2に、ジョン・F・ケネディ元米国大統領役で出演している。
マイケルが主演を務める『SAFE 埋もれた秘密』はNetflixにて2018年配信予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:マイケル・C・ホール
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