マイケル・クライトン(『ジュラシック・パーク』)が手掛けた同名のSF映画を、企画・製作総指揮を務めるジョナサン・ノーラン(『パーソン・オブ・インタレスト』)とリサ・ジョイ(『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』)が大幅に脚色、哲学的なテーマを交えた壮大な世界観と謎が謎を呼ぶ展開が話題となっている大ヒットドラマ『ウエストワールド』。そのシーズン2がBS10 スターチャンネルにて5月24日(木)より日本最速独占放送となるが、同作について語るノーランとジョイのインタビューが届いた。
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日本の江戸時代を表現した「将軍ワールド」が用意され、真田広之ほか多数の日本人俳優の出演も発表されているシーズン2。その気になる方向性として、ノーランは「シーズン1が人工知能とはどんなものか、というアイデアをじっくりと伝える心理的究明だったとしたら、シーズン2はある意味で残酷な革命を描くことになるだろう」と発言。また、「シーズン2は前シーズンとはテイストも情緒的なものも違ったものになるはずだ」と、変化があることを強調している。
そんな新シーズンの見どころについて、「登場人物の誰もが、新たなテクノロジーに対して、もしこれらのテクノロジーがハッキングされたらどうなるのか、と大きな恐れを抱いている点よ。そこで私の頭に浮かんだのはもっと差し迫った恐怖で、もしこれらのテクノロジーが人間をハッキングしたらというアイデアだったわ。なにしろ人間をハッキングするのってとても簡単なことに思えるからよ。思うほど複雑じゃないような気がするの。近年のメディア、変遷するメディア、とりわけソーシャルメディアの世界を観ているとね」とジョイ。
先日にはシーズン3更新が発表されたが、それに向けたコメントも飛び出した。ジョイによれば、「まもなくシーズン3に着手するわ」とのこと。物語が向かう最終地点への構想について、ノーランは「そうだね。出来上がっていないといけないと考えているよ」と、含みを持たせている。
『ウエストワールド』シーズン2はBS10 スターチャンネルにて5月24日(木)よりスタート。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ウエストワールド』シーズン2
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