ベン・アフレック&マット・デイモン製作総指揮、ケヴィン・ベーコン主演犯罪捜査ドラマ製作決定

『ザ・フォロイング』のケヴィン・ベーコン主演の犯罪捜査ドラマ『City on a Hill(原題)』が米Showtimeで製作されることが決定した。米Hollywood Reporterなどが伝えている。

『ジャスティス・リーグ』などのバットマン役で知られる人気俳優であり、監督やプロデューサーとしても活躍するベン・アフレックのオリジナルアイデアであるこのストーリーは、1990年初頭の米国ボストンが舞台。警察の汚職、収賄、人種差別が日常化し、暴力的な犯罪が蔓延する街で、現金輸送車強盗を専門とする犯罪ファミリーの逮捕をきっかけに事態が一変する様子を描く。ケヴィン演じるジャッキー・ローズFBIベテラン捜査官と、オルディス・ホッジ(『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』)演じるデクシー・ワード地方検事補がタッグを組み、"ボストン・ミラクル"と呼ばれる作戦を実行し、地元の犯罪司法システムに潜む大規模なスキャンダルを暴いていく。

ベンの故郷ボストンへの思い入れは非常に強く、過去にも、ボストン近郊を舞台に弟ケイシー・アフレックを主演に据えた映画『ゴーン・ベイビー・ゴーン』や、自身が主演・監督・脚本を担った『ザ・タウン』を製作している。

本作でケヴィンと共演するのは、ジョナサン・タッカー(『ウエストワールド』)、マーク・オブライエン(『ラスト・タイクーン』)、ジル・ヘネシー(『女検死医ジョーダン』)ら。ベンと共に製作総指揮に名を連ねるのは、『ジェイソン・ボーン』シリーズでおなじみのマット・デイモン。ベンとマットといえば、ボストン郊外で育った小学生の頃からの幼なじみで、これまでにも共同執筆してアカデミー賞脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』など、数々のヒット作を生み出している。また、『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督や『デクスター』のマイケル・クエスタ監督も同ドラマに製作者として加わり、クエスタはパイロット版を監督する。

なお、以前当サイトでお伝えしていた、ケヴィンが主演した1989年のモンスター映画『トレマーズ』のTVシリーズ版続編は、米Syfyにて考案されていたが残念ながら製作中止になってしまった。

スタッフとキャストに豪華な顔ぶれが揃う『City on a Hill』(全12話)は、米Showtimeにて2019年ににて放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ケヴィン・ベーコン
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