ハリウッドと親交の深いオバマ前大統領夫妻、Netflixと契約を結び番組製作へ!

第44代米国大統領を務めたバラク・オバマとミシェル夫人が、Netflixと複数年に渡るパートナー契約を結び、ドキュメンタリーをはじめとする様々なジャンルの番組を製作していくことが明らかとなった。米Varietyが報じている。

オバマ夫妻は製作会社、Higher Ground Productionsを設立して、フィクションからドキュメンタリーまで、複数のジャンルのドラマシリーズや映画を製作する予定だという。

この新たなプロジェクトについてオバマ前大統領は、「私たちが公務に就いていた時、様々な職業や地位に就いている大勢の魅力的な方々に出会えたこと、そして彼らの貴重な経験をより多くの人たちにご紹介する手伝いができたことは、まぎれもない喜びでした。ですから、今回Netflixと組むことを、私もミシェルもとても楽しみにしています。才能に溢れる、刺激的でクリエイティブな人たちの声を皆さんに紹介し、彼らのストーリーを世界中にお届けする手伝いがしたいと思っています」とコメント。

ミシェル夫人も、「私たちを感化し、今までとは違った見方で世界を捉えられるようになる"物語を伝える力"を、バラクと私は常に信じています。そのおかげで人は心を開き、他人に心を向けることができるからです」と、番組製作への意気込みを語っている。

オバマ夫妻は以前からハリウッドとの親交があり、大統領の任期中に米NBCのサバイバル番組『Running Wild With Bear Grylls(原題)』に出演したり、『ゲーム・オブ・スローンズ』のファンであることを公言したり、第85回アカデミー賞作品賞をホワイトハウスから中継で発表したりしている。また彼らの長女が、当時の大物プロデューサーでありのちにセクハラ疑惑で訴えられるハーヴェイ・ワインスタインの会社でインターンをすることも報じられていた。

Netflixが契約した大物はオバマ夫妻だけではない。昨年には『Glee/グリー』などで知られる敏腕クリエイターのライアン・マーフィー、『グレイズ・アナトミー』『スキャンダル』といった人気作を手掛けてきたションダ・ライムズとも契約を交わし、大きな話題となっていた。(海外ドラマNAVI)

Photo:オバマ前大統領(米情報番組『The View』に出演時)
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