ブレイク・ジェナー、『Glee』で役を勝ち取った時の苦労を語る!

大ヒット青春ミュージカル『Glee/グリー』のシーズン4からファイナルシーズンまで、レギュラーとしてライダー役で出演したブレイク・ジェナー。コンテストでシリーズへの出演を勝ち取った彼が、その時の苦労について語っている。

米Entertainment Weeklyのインタビューに答えた彼が、『Glee』の出演を懸けたオーディション番組『Glee プロジェクト~主役は君だ!』で競い合った当時を振り返っている。本番組は出場者が演技力と歌唱力で勝負し、優勝者がシリーズに出演する権利を獲得できるという内容だった。

「『Glee』なしでは、僕は今ここでインタビューを受けていないだろう。だって、そこから全てが始まったからね」というブレイク。11週間にわたったオーディションの間、電話は週に10分しか許されないうえ全てが録音され、オーディションの過程を口外することは一切禁止されていたという。社会から切り離されたような状態になり、当時は英出身のボーイズグループ、ワン・ダイレクションが大ブレイク中だったが、外界に戻った時に彼らが誰だか全く分からなかったとも語っている。

ブレイクは『Glee』放送終了後、元妻で『Glee』の共演者だったメリッサ・ブノワ主演の『SUPERGIRL/スーパーガール』や、映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』『スウィート17モンスター』など順調に出演作を重ねている。今月15日(金)よりアメリカで限定公開されている2017年の犯罪スリラー映画『Billy Boy(原題)』では、犯罪に支配された生活を送る高校生役を演じ、今月1日から全米劇場公開中の『American Animals(原題)』では図書館強盗を企てる学生役を演じている。

学生役が続き「それはそれで面白い役ばかりなんだけど、そろそろ違う役を演じる自分もみせたいな」と語る、現在25歳になるブレイクが次にどんな役を演じるのか楽しみだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ブレイク・ジェナー
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