本作への思いとは？ファイナルシーズンがスタートの『SCORPION』ゲイブ役、ロバート・パトリックインタビュー

2018年7月3日 2018年7月3日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

解決不可能な難事件に最新テクノロジーと頭脳を駆使して挑む天才集団"スコーピオン"の活躍を描く最新犯罪捜査ミステリー『SCORPION／スコーピオン』。その最終シーズンとなるシーズン4が、7月3日（火）22：00よりスーパー！ドラマTVにて独占日本初放送される。

天才集団"スコーピオン"は、IQ197の頭脳を持つ天才ウォルター（エリス・ガベル）、凄腕の行動心理学者トビー（エディ・ケイ・トーマス）、機械工学の天才ハッピー（ジェイディン・ウォン）、天才数学者シルヴェスター（アリ・スティダム）、対人能力に乏しい4人に代わって渉外係的な役割を担当するシングルマザーのペイジ（キャサリン・マクフィー）、チームの指揮官的役割のアメリカ合衆国国土安全保障省捜査官ケイブ・ガロ（ロバート・パトリック）で構成される。

そんなチームを支えるケイブを演じるロバート・パトリックのインタビューが届いたのでご紹介しよう。映画『ターミネーター2』でのアーノルド・シュワルツェネッガー演じる主役・T-800の敵役T-1000役をはじめ、数々の映画やドラマに出演してきた彼が感じている、ケイブ役への愛、そしてスタッフやキャストに対する想いなどについて語ってくれている。

――ケイブを演じる上で、どんなところが気に入っていますか？

ケイブは世の中のお手本となるような男だよ。タフでありながら思いやりもある。善悪の違いを正しく理解しているし、正義のためなら戦うこともいとわない。どんなことがあっても子どもや家族を守る気概がある。理想的なキャラクターさ。クリエイターや脚本家たちはこれまでの3シーズンを通して、ケイブを見事なキャラクターに作り上げてくれている。これまで『ザ・ソプラノズ』や『X-ファイル』などいろんな作品で演じてきたけど、このドラマは私が今までに出演してきた中でも非常によく書かれたストーリーだ。ケイブに散りばめられたユーモアのセンスも彼が巻き込まれる状況も申し分ない。私はクリエイターたちを心から信頼しているし、この役に心から満足しているんだ。

――シーズン4ではケイブをどのように演じられるのでしょうか？

ケイブのことは良く分かっているつもりだよ。彼は海兵隊として任務に当たった後に、特別捜査官になったんだ。一度、特別捜査官を辞めて、職を失ったこともあったんだ。彼はその都度いろんなことを考え、その時々で最善の方法を選んできたのを見てきたから、彼の考えを理解することができる。だから、シーズン4でもケイブのために用意された新しい冒険に挑むつもりで演じるよ。

――シーズン4でケイブとアリーの関係に進展は見られるのでしょうか？

ケイブは以前結婚していたけれど、娘が死んで妻と離婚した。その後はアリー以外に付き合った女性はたぶんいないと思う。ケイブはアリーと一緒にいて楽しいけど、二人には付き合いを続ける以外の道があると思うんだ。シーズン3で、彼はアリーに、自分がどういう人間で、これからも変わるつもりはないことを話していた。ケイブぐらいの年齢になれば自分がどういう人間なのかは分かるものなんだ。きっと面白い展開になるだろうね。

――チーム内でカップルが誕生していますね。ケイブはどう思っているのでしょうか？

これまでの数年間、ウォルターや仲間たちを見守り続けてきたからね。人と深く関わり合うことの苦手だったウォルターが、ペイジと付き合うことになって、人として成長していることをとても嬉しく思っているんだ。それに、トビーとハッピーもお似合いのカップルだ。チームのメンバーそれぞれが、相手を見つけられて、ケイブはものすごく喜んでいるはずだよ。

――本作が成功を続けている理由はどこにあると思いますか？

このドラマの素晴らしさは、どんな問題でも解決策が用意されているところにある。それに類を見ないユニークさと、家族で見るのにピッタリの番組であることも評価されているポイントだろうね。誰もが親近感を持てるし受け入れられる番組だよ。それにドラマの中で様々なテーマを取り上げているところが私は気に入っているし、視聴者も気に入ってくれていると思う。視聴者はキャラクターを心から愛してくれているから、今週はどんなばかばかしいことをやっているんだろうかって楽しみにして、この番組を見てくれていると思っているよ。