ベテラン俳優ジョン・マルコヴィッチ、『ピウス13世 美しき異端児』シーズン2に出演決定!

アクション映画『RED』シリーズや『マルコヴィッチの穴』などに出演しているベテラン俳優ジョン・マルコヴィッチ。今まで主に映画界で活躍してきた彼が、米HBO『ピウス13世 美しき異端児』シーズン2に出演することが明らかとなった。米Variety が報じている。

『The Young Pope(原題)』と題されたシーズン1では、アメリカ人ながらローマ教皇の座に就き、後にピウス13世と名乗るレニー・ベラルドが描かれた。タイトルが『The New Pope(原題)』に変更となるシーズン2では、主人公も交代するという。ピウス13世を演じ、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされたジュード・ロウは続投するが、前シーズンよりも小さな役での登場となるという。ジョンが演じる役柄についての詳細は不明だが、新たなローマ教皇を演じるのではないかと見られている。

全10話で構成されたシーズン1には、ダイアン・キートン(シスター・メアリー役)、シルヴィオ・オルランド(ヴォイエッロ枢機卿役)、ハビエル・カマラ(グティエレス役)、スコット・シェパード(デュソリエ役)、セシル・ドゥ・フランス(ソフィア役)らが出演していた。

映画作品を中心に活躍していたジョンは、近年ドラマ界にも進出するようになり、本格派金融サスペンスドラマ『ビリオンズ』シーズン3に、ロシアの大富豪グリゴール・アンドロフ役で出演。1930年代のイギリスを舞台に、アガサ・クリスティの推理小説をリミテッドシリーズ化した『The ABC Murders(原題)』では、私立探偵エルキュール・ポアロ役で主演を務める。

『The New Pope』の撮影は11月より、イタリアで開始される予定だという。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョン・マルコヴィッチ
©FAM020/FAMOUS