『アベンジャーズ』シリーズの3作目として今春公開された映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。実はこの映画には、出演しているキャスト二人の共通項である"シャーロック・ホームズ"のジョークが入るはずだったのだが、"わかりやすすぎる"という理由でカットされていたことがわかった。英Digital Spyが伝えた。
【関連記事】なぜ、マーベル・スタジオの実写作品の《ユニバース化》は成功し続けているのか!?〈前編〉
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、6つ集めれば全宇宙を滅ぼす無限の力を手にすると言われる"インフィニティ・ストーン"を狙い地球に襲来した宇宙最強の敵サノスに対し、人類を守るため最強ヒーローたちが集結した究極のチーム、アベンジャーズが人類の命運を賭けた闘いに挑むアクション大作。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクら、シリーズ当初からのヒーローたちに加え、大人気のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーや、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、ブラックパンサーらも参戦し、夢の共闘を果たしており注目を集めた。
今作にドクター・ストレンジ役で出演しているベネディクト・カンバーバッチと、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrは、数々の場面で共演をしているが、実は世界で最も有名なある探偵の役を演じた経験を持つ者同士だということをご存知だろうか。ベネディクトは英BBCのドラマ『SHERLOCK/シャーロック』で、ロバートは2009年公開の映画『シャーロック・ホームズ』と2011年公開の『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』で、それぞれシャーロックを演じている。
そして、今作でメガホンを取ったアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟は、そんな彼らの経歴を踏まえたネタを二人の出会いのシーンに盛り込むことを考えていたのだという。
ルッソ兄弟は映画の動画配信用のコメントの中で、「"そんなのはわかりきったことだ(「No Shit, Sherlock」)"と入れるはずだったんだ」と、お蔵入りとなったジョークについて明らかにした。「みんな本当にそのジョークを楽しみにしていたよ。あの映画のファンだってことがわかるメタジョークだったんだ。かなりわかりやすいジョークだったからね。以前だったら、そんなわかりやすいジョークを入れても非難されることなんてなかったんだけど」と残念がった。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、明日8月8日(水)より先行デジタル配信が開始され、9月5日(水)にMovieNEX発売とブルーレイ&DVDレンタルが開始。数量限定の4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(3枚組/10,000円+税)と初回限定の4K UHDムービー・コレクション(6枚組/14,000円+税)もあわせて発売される。関連商品には、初回限定で特典ブルーレイ付き。マーベル・スタジオ10周年を記念したアベンジャーズのヒーローたち(16キャラクター)の特別な映像集の豪華特典が手に入るのは世界に先駆け、日本が最速!アイアンマン、キャプテン・アメリカ、各キャラクターを振り返る映像&キャストやスタッフのコメントで構成された映像は必見だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』
(C)2018 MARVEL