ディズニー映画『美女と野獣』で脚光を浴びたダン・スティーヴンスと、『人生はビギナーズ』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたクリストファー・プラマーが共演して話題となった映画『Merry Christmas!～ロンドンに奇跡を起こした男～』が、11月30日（金）に公開されることが決定した。
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本作は、1843年に出版され、これまでに幾度も映像化、舞台化されてきたチャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」が生まれる過程を描いた感動ファンタジー作品。この小説がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を、おなじみのキャラクター、スクルージとの出会いを交えながら、ユニークかつファンタジー感たっぷりに描いている。
家族や家の維持費で金欠状態だった小説家チャールズは、どうにかヒット作を生み出そうと奮闘。新作の執筆に没頭しているうちに小説の世界に入り込み、やがて現実と幻想の境目が曖昧になっていく――。そこで「クリスマス・キャロル」の登場人物スクルージらとの出会いを経て、幼少期の隠された記憶や実父との確執といった自分の問題と対峙していくのだった。
若き日のチャールズを演じるのは、『ダウントン・アビー』の弁護士マシュー役、『レギオン』の主人公デヴィッド役で知られる英国俳優のダン。彼の前に分身のように現われてインスピレーションを与えるスクルージを、『ゲティ家の身代金』での印象的な演技も記憶に新しいクリストファーが偏屈でありながらユーモアのある人物として造形した。また、息子の名声に頼ってばかりいるが、どこか憎めないチャールズの父を、『ゲーム・オブ・スローンズ』や『TABOO』でおなじみのジョナサン・プライスが演じている。メガホンを取るのは、『The 100／ハンドレッド』『恋するインターン』のバハラット・ナルルーリ。
今回解禁された特報には、ダンが演じるチャールズが「クリスマス・キャロル」の主人公スクルージを生み出す瞬間を予感させるシーンをはじめ、過去、現在、未来を司る3人の幽霊などおなじみのキャラクターも登場している。
本作は今年10月より催される第31回東京国際映画祭で特別招待作品として上映されることも決定している。現代のクリスマス文化のルーツに影響を及ぼした「クリスマス・キャロル」。運命の出会いが奇跡の傑作を生み出す『Merry Christmas!～ロンドンに奇跡を起こした男～』は、11月30日（金）より、新宿バルト9ほかにて全国公開。（海外ドラマNAVI）
Photo：『Merry Christmas!～ロンドンに奇跡を起こした男～』
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