『ウォーキング・デッド』アンドリュー・リンカーン、シーズン10で同作に復帰!?

2010年に始まり、今秋シーズン9に突入する大ヒットサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』。同作で約10年間、リック・グライムズとして出演してきたアンドリュー・リンカーンが、この新シーズンをもって本シリーズを降板することを発表しファンを驚かせたばかり。そんなアンドリューがなんとシーズン10で再び同作に帰ってくるかもしれない。米Hollywood Reporterらが報じている。

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同作のロケがアメリカで行われるため、イギリスで暮らす家族と離れ離れでいる時間が長くなったことを理由に降板したアンドリューだが、今回の復帰はリックとしてではなく、なんと監督としてだという。米EWのインタビューでアンドリューは、「(『ウォーキング・デット』に)戻るよ。監督業を学ぶために、まず見習いをするんだ。その後来年あたりに一人で監督できたらと考えているよ」と、製作側としての復帰をほのめかした。

一人前に監督が務まるように補助として従事することは確定のようだが、同作はシーズン9の後の更新は現時点では未定で、アンドリューの言う来年、つまりシーズン10での監督デビューが実現するのかどうかはまだ不確かだ。

アンドリューは、「『ウォーキング・デッド』からそんなにずっと離れているなんて耐えられないんだ。それくらいこの作品を愛しているし、ストーリーの継続に自分の人生もつぎ込んだ。ノーマン(ダリル役のノーマン・リーダス)とダナイ(ミショーン役のダナイ・グリラ)が台本を送ってくれるんだ。だからシリーズの展開を確認することができるんだよ」と語る。

これまでに同作シリーズでメガホンを取ったキャストには、エイブラハム・フォード役のマイケル・カドリッツと、スピンオフ版『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』にヴィクター・ストランド役で出演しているコールマン・ドミンゴがおり、マイケルは今回シーズン9の第7話を監督している。

アンドリューが監督デビューするエピソードが見られるかどうかはまだわからないが、彼のリックとしての最後のシーズンとなる『ウォーキング・デッド』シーズン9は、米AMCにていよいよ10月7日から放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』
(C)Jackson Lee Davis/AMC