『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』マリスカ・ハージティ、オリビア・ベンソンの結末をすでに考えている

アメリカではついに本日(現地時間9月27日(木))、記念すべきシーズン20に突入する大ヒット長寿犯罪法廷ドラマ『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』。シーズン1からNY市警性犯罪特捜班のベテラン刑事オリビア・ベンソンを演じるマリスカ・ハージティが、いつかは訪れる最終シーズンでのオリビアの結末を考えたことがあると発言した。米E!Online が報じている。

インタビューで「どのような形の終わり方が理想的か考えたことがある?」と聞かれたマリスカは、「あるわ」と即答。もちろん、その内容を明らかにはしなかったが、クリエイターであるディック・ウルフには既に告げているようで、「ディックは私の理想の終わりかたを知っているのよ」と笑顔で答えた。

マリスカは以前、同作を降板する気は一切なく引き続き長期に渡って出演したいと発言しており、このままいくと次のシーズン21に突入する可能性も多いにある。その場合、同作はアメリカテレビ史上最も長く続いたドラマとなり、元祖である20シーズン続いた『LAW & ORDER ロー&オーダー』の記録を塗り替えることになる。

また、このインタビューに同席していたフィン役のアイス・Tは、同作の魅力を次のように伝えた。「このドラマは、ある種のセラピー的なエンターテイメントだと思うよ。殺人事件などを扱ったドラマだと、被害者は死んでいるよね。でも、この作品では被害者はまだ生きているんだ。シーズン1から出演しているが、最初の頃はその事実を理解していなかった。2年目くらいから、人々が "ありがとう"と言ってくるようになったんだよ。"ありがとうって、何が?"と思ったけどね。だって、TVドラマを見てそんなこと言う人いるかい? それでやっと分かったんだ。この作品には多くの人を癒す効果もあるんだとね」

オリビアやフィンたちの最後がどう計画されているのか気になるところだが、まだ当面そのシーンを見ることはないかもしれない。ついに本家の記録と並ぶ『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』シーズン20は、9月27日(木)より米NBCで放送中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』マリスカ・ハージティ
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