世界中で約900億円の興行収入をたたき出し、"ファンタビ"現象を巻き起こした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。その続編となる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が11月23日(金・祝)より公開する。本シリーズで、史上最強にして最悪の魔法使いグリンデルバルドを演じるジョニー・デップ。彼のこれまでの濃すぎるキャラクター作品を振り返る。
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■『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』...黒い魔法使い:グリンデルバルド
ジョニ―の最新作。前作でカメオ出演し、本作で強大な敵として頭角を現す。今年7月米サンディエゴで開催されたコミコン2018ではサプライズ登場し、「私はマグルを嫌っているとずっと言われていたが、嫌っているというのは事実ではない。マグルは他のものと同等だと言っているのだ。魔法は限られた魂にしか宿らない。人間界のためにどのような世界を作るのか。本当の自由の中に生きられる世界。私たちにとって公平な世界が作られる瞬間が来るだろう」と、グリンデルバルドとして演説を行った。魔法界と人間界の支配を企むグリンデルバルドと、それを阻止しようとするニュート(エディ・レッドメイン)と仲間たちの更なる冒険の行方は...
■『シザーハンズ』(1990)...ハサミの手を持つ心優しき人造人間:エドワード
出演作の中で最初の大ヒット作品。ハサミの手を持つ心優しい人造人間のエドワードが、人間の娘に恋をする切ないラブストーリー。20年以上前の作品ながらもジョニーのハマり役として今でも根強い人気で、続編を熱望するほど自身にとっても思い入れが強いそう。雪が降ることのなかった街に、どうして雪が降るようになったのか? そして隠された悲しい秘密。「抱きしめたいのに抱きしめられない...」
■『パイレーツ・オブ・カリビアン』(2003)...伝説の海賊キャプテン:ジャック・スパロウ
5作品にわたり製作された大人気シリーズ。自由奔放でユーモア溢れる伝説の海賊ジャック・スパロウを演じ、野蛮でいい加減な姿がどこかカッコイイ新たな海賊像を作り上げた。
■『チャーリーとチョコレート工場』(2005)...謎のチョコレート工場長:ウィリー・ウォンカ
ウォンカチョコを製造する工場へ見学に訪れた子どもたちと、その工場長ウィリー・ウォンカが巻き起こすファンタジー・コメディ・ミュージカル。ジョニーは原作もミュージカル版も大ファンで、ウィリー・ウォンカ役を夢見ていたそう。見事その役を射止め、シルクハットに杖、燕尾服、手袋を身に着け、子ども染みた性格で時代遅れのフレーズを連発する個性的でキャッチーなキャラクターへ。
■『Dr.パルナサスの鏡』(2009)...鏡の中の妄想の世界:永遠の美の世界のトニー
心の中の欲望が具現化される不思議な鏡を中心にストーリーが展開するダーク・ファンタジー。物語のキーパーソン謎の男トニーを演じたヒース・レジャーが急逝し撮影が中断し、作品の完成が危ぶまれるが、ヒースと親交のあったジョニー、コリン・ファレル、ジュード・ロウの3人がこの危機に手を挙げた。願望を形にした鏡の世界のトニーをそれぞれが演じ分け、ジョニーは"永遠の美の世界のトニー"に扮した。ファンタビの前にジョニーとジュードの共演作をチェックしてみては?
今作では、主人公ニュートと仲間たち、ティナ(キャサリン・ウォーターストン)、クイニー(アリソン・スドル)、ジェイコブ(ダン・フォグラー)はもちろん、ジュードが演じるニュートの恩師ダンブルドア先生や、ジョニーが演じる最強の敵グリンデルバルドが登場しパワーアップ。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は、11月23日(金・祝)3D/4D/IMAX(R)同時公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
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