『GOT』ピーター・ディンクレイジ、ティリオンのラストについて口を開く

2019年に米HBOで放送される第八章をもってファイナルを迎える『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)。同作でティリオン・ラニスターを演じるピーター・ディンクレイジが、ティリオンのラストについて言及した。

『GOT』はシリーズの内容が漏れないよう、これまでに自滅式のデジタル脚本を導入したり、キャストでさえストーリーの全貌を知らさないといった対策が施されてきた。だが、最終章の撮影はすでに終了しており、その読み合わせでも大きな反響が巻き起こったと報じられているため、出演キャストは結末を知っているはず。

そこで米Vultureのインタビュアーが、ティリオンは最後どうなるのかと質問したところ、ピーターは次のように返答。「ピッタリくる言葉を探そうとしているんだが、ティリオンはかなり良い結末を迎えられたと思う。それが何であれ...死で終わるのも悪くないかもね」

そして撮影最終日について、「キャラクターにとっては、いつも拍子抜けする感じだよ。脚本通りに時間を追って撮影されないから、物凄いクライマックスシーンで終わるわけじゃないしね。"ピーター・ディンクレイジのシーンは終わり"ってだけだ。だが呆気ない終わりにしろ、私の撮影最終日は感動的でほろ苦い気持ちになってしまった。その日には大切に思っている人たちがセットに大勢いたしね。出演する日じゃないのに共演者が会いに来てくれて嬉しかったし、私も他のキャストの最終日には同じことをしようと思ったよ」とも述べている。

さらに「俳優の名前もキャラクター名も言わないが、ある若いキャストが撮影を終えた時はみんな感極まってしまった。そのキャストはシリーズを通して大きくなったからさ。分かるだろ? 子どもだったのに大人になって、そのキャストが子ども時代に別れを告げるのを見届けたんだからね」と語った。やはり8シーズンにわたり出演したシリーズに別れを告げるのはつらかったようだ。

ティリオンの結末も気になる『ゲーム・オブ・スローンズ』第八章は、米HBOにて2019年上半期に放送スタートを予定している。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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