『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』ジョシュ・ブローリンが「今後どうなるか楽しみだ」と話すイザベラ・モナーとは

激化する国境麻薬戦争、極限の臨場感は次なる境界<ボーダー>へ―。アカデミー賞3部門ノミネートしたサスペンスアクション『ボーダーライン』。その続編となる『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』が、11月16日(金)に公開する本作より、カルテル掃討に巻き込まれる麻薬王の娘イサベルを演じるイザベラ・モナーをご紹介しよう。

ストーリーは、メキシコからのテロリスト流入に危機感を抱いたアメリカ政府の命を受けたCIA工作員マット(ジョシュ・ブローリン)は、旧知の仲の孤高の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)の手を借り、麻薬王の娘イサベル(イザベラ)を誘拐し、カルテル間の抗争を引き起こすという大胆な計画を実行する。しかし作戦中止に伴って下された命令により、アレハンドロはすべてを目撃したイザベルを始末することを言い渡されるが―。

麻薬王の娘イサベルを演じるのは、2017年公開の映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』でトランスフォーマーたちと暮らす少女で注目を集めたイザベラ。共演したのジョシュは「彼女はムカつくほどよかった(笑) 車の下で怯えるシーンがあるんだが、その時の彼女をみてベニチオと"僕らが25年間も努力してきたことを..."って話したよ。何でもすぐにコツをつかむタイプ。今後どうなるか楽しみだ」と語る。

ステファノ・ソッリマ監督は「直前まで"オーケイ! 電話するー!"なんて言っていた彼女は"アクション"の掛け声がかかった途端に変身する。一瞬にして切り替えて完璧な集中力をみせてくれたよ。イザベラが演じたのは大人びた少女で、まだ知らなくてもいいような多くのものを目にしてきている。私たちが求めていたものを役に与えてくれた最高の女優だ」と彼女の才能を手放しに絶賛。

イザベラ本人は「イザベル(役名)には親近感がある。名前も似ているけどそれだけじゃなく、彼女はとても敏感で頑固なところがある。これは共通点かな。登場するシーンにも惹かれたわ。学校の校庭で生徒たちが集まる中、彼女は叫び、女子生徒を叩きのめすの。激しいだけでなく魅力的なシーンよ」と強烈なキャラクターを自身に重ね合わせながらも、ベニチオ、ジョシュの二人に引けを取らない熱演を披露。

突如誘拐され事件に巻き込まれることとなったイザベルだが、孤高の男アレハンドロと行動を共にするうちに次第に変化していく。『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は、11月16日(金)より角川シネマ有楽町ほかにて全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
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