『ボヘミアン・ラプソディ』の"クイーン"来日!「日本に来るのは念願だった」

伝説のバンド、クイーンで常識を打ち破り世界を変えたフレディ・マーキュリーの生き様を、魂に響く28の名曲とともに贈る映画『ボヘミアン・ラプソディ』の11月9日(金)の日本公開に先駆けて、7日(水)に都内でジャパンプレミアを開催。クイーンを演じた3人、ラミ・マレック(フレディ・マーキュリー役)、グウィリム・リー(ブライアン・メイ役)、ジョー・マッゼロ(ジョン・ディーコン役)が登壇した。

日本に先駆けて公開されたクイーンの地元イギリスでは週末3日間で興行収入1222万ドル(約13.9億円)を突破。また、アメリカでも週末3日間で興行収入5000万ドル(約56.6億円)のオープニング記録を叩き出している。

まずレッドカーペットならぬパープル色のカーペットに、ミュージシャンのダイヤモンド✡ユカイ、ギタリストのROLLYなどの日本人ゲストたちが登場。続いてラミ、グウィリム、ジョーの3人が「We Will Rock You」の音楽に合わせて姿を現した。ちなみに、クイーンの残る1人、ベン・ハーディ(ロジャー・テイラー役)は別の作品の撮影が延びた関係で欠席することに。

その後、3人は舞台上へ移動。そろって初来日とのことで、「クイーンは日本文化にとても魅せられていた。そして、日本も彼らを早くから愛してくれて、来日した時はまるでビートルズみたいに大歓迎してくれた。彼らの何分の一かでもいいから、僕らも歓迎してもらえればと思う。呼んでくれてありがとう」とラミが嬉しそうにコメント。ジョーは「撮影初日から、みんなで日本へ行けたらいいね、と話していたから念願が叶って嬉しいよ」と明かした。そして日本に来るのは個人的な夢だったというグウィリムは「ネタばれになってないかな?」と気にしながらも作品の魅力を語り、「ぜひ映画を楽しんでほしい」と観客に伝えた。

続けてクイーンのお気に入りの曲を聞かれると、ラミが「Under Pressure」、グウィリムが「Don"t Stop Me Now」、ジョーが「Somebody To Love」と返答。その後、ラミが一曲だけ選ぶのは難しかったのか、「Bohemian Rhapsody」と2曲目(?)を挙げる一幕も。

最後、大ヒットを祈願して鏡開きを実施。そのための酒樽を舞台中央に運んだのは、フレディとは白いタンクトップという共通点を持つ芸人のひょっこりはん。この日は、おなじみの白いタンクトップに加えてフレディをイメージした口髭も着けていた。

鏡開きに合わせて自分たちの役名と「クイーン」という文字が入った法被を着用したラミ、グウィリム、ジョーは、「We Will Rock You」の音楽に合わせて豪快に木槌を振り下ろし、酒樽の蓋を割ることに成功。大盛り上がりの中でジャパンプレミアは終了した。

『ボヘミアン・ラプソディ』(配給:20世紀フォックス映画)は11月9日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ボヘミアン・ラプソディ』ジャパンプレミア