サラ・ジェシカ・パーカー、『SATC』をリブートするならキャストに多様性を持たせたい!

NYを舞台に恋に仕事に奔走する4人の女性を描いた大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)で主人公キャリーを演じ、大ブレイクを果たしたサラ・ジェシカ・パーカー。今でもシリーズの復活を望んでいるという彼女が、「リブートするならキャストに多様性を持たせたい」と語っている。

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英Digital Spyによると、ジャーナリストのジェームズ・アンドリュー・ミラーがホストを務めるポットキャスト番組「Origins with James Andrew Miller」にゲスト出演したサラがオリジナルシリーズについて、全く多様性を意識していなかった点を挙げている。

「人種の違う4人の女性が、それぞれのやり方でNYを体験する姿を見るのは間違いなく面白いと思うわ。興味深くて価値がある試みだけど、オリジナルと同じにはならなそうね」とコメントし、シリーズを復活させるにしても改良が必要であると認めている。

インタビューでサラは、この人気シリーズが始まった当時を振り返り、主役を演じることが決まった時にパニックになってしまったことを打ち明けた。「なんだか突然誰かに拘束されるとか、限界を決められたみたいに息苦しく感じてしまったの」とコメントし、後に慣れて順応できるようになったものの、最初は長期にわたりドラマシリーズに縛られることに窮屈さを感じていたと話す。

サマンサを演じたキム・キャトラルが、シリーズの続編やリブートに関わることを拒んでいると報じられているが、それでもサラはシリーズを復活させる可能性を諦めていないと言う。「(製作総指揮の)マイケル・パトリック・キングとリブートなどの企画について話し合いをしたことはないけれど、これからもしないという意味ではないわ。ただ、今は話し合いをしていないというだけなの」と、含みを持たせた。

サラはシリーズ終了後に映画版第1&2弾にキャリー役で続投し、青春ミュージカルドラマ『Glee/グリー』シーズン4にファッション雑誌の編集長イザベル・ライト役でゲスト出演。現在は、米HBOの離婚ドラマ『Divorce/ディボース』で主演・製作総指揮を務め、本シリーズは今月初めにシーズン3への更新が決定したばかりだ。

Amazon Prime Videoでは、TVドラマ版『SEX AND THE CITY』のフルシーズンとなるシーズン1から6まで、映画版『セックス・アンド・ザ・シティ』1と2を配信中。映画版2作はNetflixでも配信している。『SEX AND THE CITY』の見どころはこちら。『Divorce/ディボース』はAmazon Prime Videoでシーズン1と2を配信中。『Divorce/ディボース』の見どころはこちら。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』
(c)FAMOUS