科学の知識と機転を利かせてあらゆるミッションを遂行していくユニークなヒーロー、マクガイバーの活躍を描く『MACGYVER/マクガイバー』。本国アメリカでは現在シーズン3が放送中だが、マクガイバー(ルーカス・ティル)の相棒ジャック・ダルトンを演じるジョージ・イーズ(『CSI:科学捜査班』)が今シーズンの途中で降板することが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。
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情報筋によると10月の未明に、ジョージは撮影現場で口論となりそのままスタジオを飛び出し、その日の残りの何時間もの撮影ができなかったと言われている。現在ジョージは撮影に参加しており、彼が最後に登場するエピソードは2019年に放送される予定。
この件について、ジョージ本人や放送局である米CBSのコメントは得られていないが、ある関係者は、「ジョージはロサンゼルスに暮らす娘との時間を尊重したいために、遠く離れたアトランタでロケが行われている本作の降板を希望し、クリエイターのピーター・レンコフも最終的にはシーズン途中でキャストから外すことに合意した」と述べている。
ジョージは過去にもシリーズ作品を降板した過去がある。同局の『CSI:科学捜査班』の鑑識捜査官ニック・ストークス役でシーズン1から14シーズンにわたり出演していた彼は、2013年に脚本家の一人といさかいを起こし降板した。
きっかけは、ニックというキャラクターの方向性を巡り、当時妊娠していた女性脚本家と激しい口論。ショーランナーのキャロル・メンデルソーンはジョージと話し合いをしたが、彼が降板すると脅したため、急きょ出演停止に処したが、最終的にはジョージはそのまま降板する形となった。また、ジョージは2004年に出演料の上乗せを求め、シーズン5の撮影開始日をボイコットしたため、一時的にシリーズから外された過去もある。
ジョージはルーカスに次ぐ2番目の主要キャスト。マクガイバーの相棒ジャックがどのように番組を去り、またその後がどういう展開になるのか現時点では不明だが、ファンも納得できる形になることを期待したい。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『MACGYVER/マクガイバー』
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