『SHERLOCK』製作チームによるBBC&Netflix『Dracula』の主役は注目の北欧出身俳優!

英人気ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』で製作総指揮を務めるスティーヴン・モファットと、マイクロフト・ホームズ役を演じるほか製作総指揮も担っているマーク・ゲイティス。そんな二人が手掛ける英BBC&Netflix製作による『Dracula(原題)』で、主役を務める俳優が決定した。米TV Lineが報じている

本シリーズは、1897年に出版されたブラム・ストーカーによるゴシックホラー小説「吸血鬼ドラキュラ」を下敷きに、血に飢えたドラキュラ伯爵がヨーロッパの辺境トランシルヴァニアから大都市ロンドンへの上陸をもくろむ物語になるという。

全3話となるミニシリーズで主人公ドラキュラを演じるのは、デンマーク出身のクレス・バング。1996年に舞台俳優としてキャリアをスタートさせたクレスは、1998年にスクリーンデビューを飾り、デンマークのTVドラマを中心に活躍していたが、近年、不倫サスペンスドラマ『アフェア 情事の行方』シーズン5や、映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』、2019年1月11日(金)全国公開予定の映画『ドラゴン・タトゥーの女』の続編となる『蜘蛛の巣を払う女』にも出演するなど、活躍の場を広げている今注目の北欧出身の人気俳優だ。

現時点ではクレス以外のキャストは発表されていないが、『SHERLOCK』でプロデュースを担ったスー・ヴァーチューも製作に加わることが決定している。

以前のインタビューでモファット&ゲイティスは、「邪悪な存在を題材にしたストーリーは昔からよくありますが、ブラム・ストーカーが生み出したドラキュラには、悪の中にヒーロー性があるところが特別なのです」と、ドラキュラという存在がいかに魅力的な存在であるかを伝えていた。

その他にも、映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の原作者アン・ライスの小説「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズのドラマ化がHuluで進んでいるとも報じられ、ちょっとしたヴァンパイア・ブームとなっているようだ。

イギリスで『Dracula』は英BBC Oneで放送され、それ以外の国ではNetflixにて配信される予定。リリース日や新キャストの続報が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
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