2016年に公開された青春映画『スウィート17モンスター』をYouTubeがドラマ化するシリーズに、『ハンガーゲーム』で残忍に殺人を楽しむクローヴ役を演じたイザベル・ファーマンが主演することがわかった。米Hollywood Reporterが報じている。
映画版の主人公は、モテモテの兄ダリアンとは対照的に、コンプレックスを抱えて自己嫌悪に満ちた毎日を送る17歳の女子高生ネイディーン。たった一人の親友クリスタだけが心の支えだったが、彼女がダリアンと付き合い始めたと知り、親友にまで裏切られたと絶望に打ちひしがれるネイディーンの葛藤と成長が描かれる作品。
イザベルは、ドラマ版で名前がミラに変更された主人公を演じ、彼女の親友ルー（ルイーズ）役にキャスティングされているのは、映画『ハッピーエンドが書けるまで』やドラマシリーズ『サンズ・オブ・アナーキー』などに出演しているリアナ・リベラト。
キャラクターの性格などが多少オリジナルと異なるようだが、基本的に映画版の世界観を引き継いだスタイルとなり、ミラとルーの友情が中心に描かれるようだ。
オリジナルで監督＆脚本を手掛けたケリー・フレモン・クレイグがパイロット版で製作総指揮を務め、未公開映画『モレニータ・スキャンダル 消えた聖女』で脚本を担ったアナベル・オークスがペンを執ることになっている。
子役として演技を始めたイザベルは、2009年に公開されたホラー映画『エスター』に主演し、子役時代に『ゴースト ～天国からのささやき』や『ジャッジメント ～NY法廷ファイル～』などにゲスト出演。性をテーマにした『マスターズ・オブ・セックス』では、主人公の一人バージニア・ジョンソンの娘テッサ役を演じていた。
イザベルが主演するドラマ版『スウィート17モンスター』は有料となるYouTube Premiumでリリースされるが、現時点で配信開始日は未定。（海外ドラマNAVI）
Photo：
イザベル・ファーマン（C）Phil Roach/FAMOUS
リアナ・リベラト（C）NYPW/FAMOUS
