スパイドラマ好きにおススメ!『コンドル ~狙われたCIA分析官~』主演のマックス・アイアンズの素顔に迫る

『ボディガード -守るべきもの-』『ナイト・マネジャー』『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』といったスパイを主人公にした作品や、諜報活動を描くドラマが好きな人におススめしたい『コンドル ~狙われたCIA分析官~』。本シリーズに主演しているのは、『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』のロドリーゴ役で知られるジェレミー・アイアンズの息子、マックス・アイアンズ。彼の素顔に迫る、英BTのインタビューの一部を紹介しよう。

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『コンドル ~狙われたCIA分析官~』あらすじ

本作は、ロバート・レッドフォード主演による1975年の名作スパイ映画『コンドル』と、その原作であるジェームズ・グレイディの小説「コンドルの六日間」をドラマ化した作品。CIAのフロント組織で分析官として働くジョー・ターナーが、同僚と開発したプログラムを使い生物兵器テロを未然に防ぐが、分析を進めるうちに製薬会社株の違法取引に気づき、陰謀に巻き込まれていく姿が描かれる。

マックス・アイアンズに直撃インタビュー

Q:映画『コンドル』を観たり、小説「コンドルの六日間」を読んだりしましたか?

マックス:子どもの時に映画を観たけど、当時は若すぎて映画の良さを理解できなかった。ジョー役に配役されてから映画を何度か観て本も読んだよ。ロバート・レッドフォードの演技が完璧で相変わらずスタイリッシュだから、映画の方が印象に残ってるよ。でも真似っ子やコピーじゃダメだから、自分なりに消化することが大切だと思う。

Q:次期ジェームズ・ボンド候補として名前が挙がっていることについて

マックス:どちらかというと、ジェイソン・ボーン(映画『ボーン・アイデンティティー』シリーズの主役)の方がいいな。もしボンドにキャスティングされたら、ビビって精神的におかしくなっちゃうと思う。事務所に電話して、"役をゲットしたって? じゃあカウンセリングを予約しといて"ってね。

Q:秘密を守るのと嘘をつくのは上手いですか?

マックス:どっちも苦手だよ。嘘をつくとストレスを感じるし、そのストレスをすぐに見せてしまう。ということは、生活のために嘘をつく必要はないのかもね。もし生きるために嘘をつかなくちゃいけなかったら、上手くなるかもしれないけど。もちろん本物のスパイは、いつも"嘘が下手だ"って言うんだろうけど。

Q:『コンドル』は『ボディガード -守るべきもの-』と類似点がありますよね? なぜ、現在パラノイア系スリラーがトレンドになっていると思いますか?

マックス:1970年代に、シドニー・ポラック監督による『コンドル』がリリースされた時はウォーターゲート事件が起きたばかりで、人々の政府に対する不信感が高まっていた。それって時代は関係ないからね。最近は、機密文書を公開したチェルシー・マニングやエドワード・スノーデン、個人データを不正入手したとされているケンブリッジ・アナリティカとか、国民を守るはずのインフラストラクチャーの実態について分かり始めている。『コンドル』の話に戻れば、映画と違ってドラマシリーズは10話に渡って、そういったテーマを掘り下げられるからね。

Q:シーズン2へ更新されましたが、何か新シーズンについて知っていますか?

マックス:僕が知ってるのは現在脚本を執筆中で、何かしらロシアが関わっているということだけだよ。ロシアに関するネタは至るところにあるから上手くいくだろう。どういう形になるかはわからないけど。現実世界では家から離れて家族にも会えないけど、製作チームが素晴らしいから、このキャラクターを発展させる余地はあると思う。

マックスが主演する『コンドル~狙われたCIA分析官~』は、WOWOWプライムにて2019年1月1日(火・祝)と2日(水)に一挙日本初放送。今なら海外ドラマNAVIで12月14日(金)まで第1話を無料配信中。WOWOWプライムでは、12月22日(土)夜10時から第1話を無料先行放送する。観た後はこちらの作品データベースで視聴記録を付けよう!(海外ドラマNAVI)

Photo:『コンドル~狙われたCIA分析官~』
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