ノアとヘレン、アリソンとコールという男女4人の恋愛事情を描く、大人向けの不倫サスペンス『アフェア 情事の行方』。そのファイナル・シーズンで、アンナ・パキン演じるアリソンの娘ジョアニーの夫を演じる俳優が決定したことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
今年9月、シーズン5製作前に、同ドラマのシーズン1初回から登場しているコール役のジョシュア・ジャクソンと、コールの元妻アリソン役のルース・ウィルソンという、主演俳優二人がシーズン4で降板することが伝えられた。『アフェア』はコールとアリソンが息子の死後、どのように悲しみを克服していくかが最も興味深いストーリーのひとつであり、離婚したとはいえ、コールとアリソンの関係は常に絡み合っていたため、二人の降板発表を受け、どのように物語が展開するのかに注目が集まっていた。
シーズン5よりレギュラーとしてキャストに加わることになったアンナは、アリソンとコールの成人した娘ジョアニーを演じることになっている。シーズン5はシーズン4のラストから数十年のタイムジャンプが起こり、母親アリソンの死の真相を探るためにジョアニーがモントークに戻って来る展開になるという。
そして、ジョアニーの夫ポールを演じるのは、『ルーキーブルー ~新米警官 奮闘記~』でフランク・ベスト所長を演じた黒人俳優のリリク・ベント。二人の子どもの父親でスポーツ・エージェントのフランクは、ジョアニーが気落ちしないよう奮闘するという役どころ。
その他にリリクは、映画のリブートとなるNetflixのドラマシリーズ『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』にも出演し、本作はシーズン2へ更新が決定。大ヒットホラー映画『ソウ』シリーズのダニエル・リッグ刑事役でも知られ、ドラマ版『12モンキーズ』や『ヘイヴン』などにもゲストとして登場している。
シーズン5にも、ノア役のドミニク・ウェスト(『THE WIRE/ザ・ワイヤー』)と彼の妻ヘレン役にモーラ・ティアニー(『ER 緊急救命室』)がクレジットされていることから、同役で続投するのではないかと思われる。
ファイナルとなる『アフェア 情事の行方』シーズン5は、2019年に米Showtimeにカムバックする予定。
リリクが出演するNetflix『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』の見どころなどはこちらの作品データベースから。(海外ドラマNAVI)
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アンナ・パキン(C) FAM020/FAMOUS
リリク・ベント(C) INF/amanaimages