『リーサル・ウェポン』リッグス役に続き、マータフ役デイモン・ウェイアンズも降板へ!

人気アクション映画シリーズのドラマ版『リーサル・ウェポン』で、ロジャー・マータフ刑事を演じているデイモン・ウェイアンズ。昨年突然、ビデオインタビューで12月で同作を辞めると発言していたが、やはり降板することが明らかになった。米TV Lineが報じている。

現地時間2月6日(水)、テレビ批評家協会冬のプレススアーで、FOXエンターテイメントCEOのチャーリー・コリアーは、デイモンが降板する可能性があることを述べた。「(昨年のデイモンの降板発言は)私が発するよりも先に発言されてしまっていますが、プロデューサーやワーナー・ブラザースと話したところ、この件に関してはスタッフらは歩調を合わせて進んでいると報告を受けています。同作は非常に人気のシリーズだと思っており、シーズン4への更新に関しては、ここ数週間の視聴率には満足しているとだけは言えます」

また、プロデューサーのマット・ミラーは、「デイモンと話して交渉しないといけないと思う。だが、彼はきっと戻ってきてくれると強く信じているよ」と前向きな発言をしている。

デイモンは、昨年10月米Electronic Urban Reportのビデオインタビューで、「とりあえず決まっている13話分の撮影は終えたよ。その後は辞めるつもりだ。私は糖尿病持ちの58歳だ。一日16時間労働は体力的にもきつい。それに、孫も7人いるが、全然誰にも会えてないんだよ。そこまでしてこの仕事をする価値は、私にとってないと思っているんだ」とコメントしていた。

その直後、製作側はデイモンの要求に応えるように、撮影時間も短縮し、ロケ現場で糖尿病患者向けの食事を用意するようにした。その代わりにデイモンは、追加で2話分に出演することに合意し、シーズン3は合計15話になった。「デイモンは我々が色々と改善した瞬間から、とても喜んでいたよ。彼とはとても仕事がしやすいし、セットで皆に愛されているんだ」とミラーは述べていた。

以前報じられたように、同作主役の降板劇は今回が初めてではない。シーズン2まで、主役コンビの一人であるマーティン・リッグスを演じてきたクレイン・クロフォードは、撮影中の態度が問題で最終的には解雇された。その後、昨年の9月よりスタートしたシーズン3から加入したショーン・ウィリアム・スコットは、ウェスリー・コールというキャラクターで、マータフの新パートナーとして活躍している。

シーズン1から出演している主役二人が姿を消してしまうと、今後のシリーズ継続への影響が心配されるが...。注目の『リーサル・ウェポン』シーズン3は、AXNにて3月4日(月)より日本独占初放送。デイモンの今後が分かり次第、続報をお届けしたい。(海外ドラマNAVI)

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『リーサル・ウェポン』
(c)Warner Bros. Entertainment Inc.