【訃報】『ビバヒル』スティーブ・サンダースの父親役、ジェド・アランが84歳で逝去

1990年代に社会現象を巻き起こした大ヒット青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)のディラン役で知られるルーク・ペリーが、現地時間3月4日に52歳の若さで亡くなり、世間を悲しみに包んだばかり。それに続いて、今度はアイアン・ジーリング演じるスティーブ・サンダースの父親ラッシュ・サンダース役のジェド・アランが84歳で亡くなったことが明らかになった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

【関連記事】【追悼】ルーク・ペリーよ、永遠に。『ビバヒル』『OZ』『クリマイ』『リバーデイル』...その俳優人生をふり返る

ジェドの息子であるリック・ブラウンが3月9日(土)、ジェドのFacebookファンページで以下のコメントを掲載した。「今夜、父のジェド・アランが亡くなったことをここにご報告します。愛する家族に見守られながら、安らかに息を引き取りました。私たちだけでなく多くの人が彼のことをとても愛していました。ここで皆様と父を追悼できることに感謝いたします」

『ビバヒル』で息子役だったアイアンも自身のInstagramで悲しみを綴った。「また一人『ビバヒル』のキャストが亡くなったと聞いて悲しみに暮れています。1994年から1999年まで同作でジェド・アランと仕事ができたことは、とても素晴らしい経験でした。彼は、私の演じるスティーブの父親ラッシュ・サンダースを演じていました。本当に仕事のしやすい良い人でした。寂しくなります」

ジェドは『ビバヒル』で破天荒な息子スティーブと難しい関係にあるセレブの父親ラッシュ役を演じた他、1977年から1985年まで長寿ソープオペラ『Days of Our Lives(原題)』にドン・クレイグ役で、1986年から1993年にかけて『サンタバーバラ』にC.C.キャプウェル役で出演していた。

『サンタバーバラ』で共演したA・マルティネス(『CSI:科学捜査班』)は、「ジェドは全ての面において、プロ中のプロだった。カメラが回った瞬間から素晴らしい演技を見せる。誰もが憧れるアーティストだった。彼の演技は、数え切れないほどの多くの人々の心を動かしたよ」とInstagramで述べた。

ジェドはTVドラマの他、『サイバーヘッド』や『ラスト・ターゲット/沈黙の復讐』など映画界でも活躍していた。また一人、『ビバヒル』に出演していた俳優がこの世を去り、残念なニュースとなってしまった。ジェドのご冥福を心よりお祈り申し上げます。(海外ドラマNAVI)

Photo:

アイアン・ジーリングのInstagramより