『THIS IS US』クリッシー・メッツ、ACM賞でキャリー・アンダーウッドと共演!

感動のヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』でケイトを演じるクリッシー・メッツ。同作の劇中でも素晴らしい歌声を披露している彼女が、カントリー歌手のキャリー・アンダーウッドなどと生放送の歌番組で共演を果たした。米Peopleなど複数メディアが報じている。

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4月7日(日)、クリッシーはアカデミー・オブ・カントリーミュージック賞(ACM賞)に出演し、人生初のライブ放送でのパフォーマンスをやり遂げた。真っ青なドレスに身を包んだクリッシーは、キャリーの他にローレン・アライナ、ミッキー・ガイトン、マディ&タエらと共に「I"m Standing with You」を熱唱。この曲は、クリッシー主演の最新映画『Breakthrough(原題)』のシングル曲。ドラマで彼女の歌唱力を知っていた人は、特に驚かなかったかもしれないが、知らなかった視聴者から驚きと称賛の声が多く聞かれた。

『THIS IS US』でブレイクしたクリッシーだが、実は現実でも歌手を目指していたとのことで、2007年には『アメリカン・アイドル』のオーディションに参加。映画『ドリームガールズ』からのナンバー「Heavy Heavy」を歌ったと言うが、残念な結果に終わっていた。その時の様子を、自身の回顧録「This Is Me: Loving The Person You Are Today」で「歌も演技も頑張らないまま何年も過ぎていった。でも心の底では、まだこのエンターテイメント業界を求めていた。アートを通じて愛したい、分かり合いたいと」と語っていた。

2018年3月、朝の情報番組『Today(原題)』のインタビューでは、「人に、ちょっと歌ってみてと言われ歌うと、5~10秒で、"もういいよ、君じゃないな"と言われるの」とも述べていた。歌の世界では挫折を味わい続けていたクリッシーだが、『アメリカン・アイドル』のオーディションに関しては、「でもとてもいい経験になったわ。8時間スタジアムで待ってよかった。もしこのオーディションの経験がなかったら、『THIS IS US』にも出ていないかもしれないから」と前向きに捉えているという。

そんなクリッシーが同作で演じるケイトは、子どもの頃から肥満で悩んでおり、音楽が絆だった母親レベッカとの関係も複雑だ。演じるケイトは劇中でもその歌声を披露しており、「(クリエイターの)ダン・フォーゲルマンは、私が夢見るような人生を描いてくれているわ。(同作で)歌うのがとても楽しいのよ」と、ドラマの役柄で歌が歌えることをとても喜んでいる。まさに、演技と歌とのエンターテイメントの世界で生きている真っ最中だ。

そんなクリッシーが出演する『THIS IS US/ディス・イズ・アス』シーズン2は本日4月12日(金)23:45からNHK BSプレミアムにて日本初放送。(海外ドラマNAVI)

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クリッシー・メッツ&キャリー・アンダーウッド
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