人気青春ミステリードラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』(以下『PLL』)のケイレブ・リバース役で知られるタイラー・ブラックバーンが、バイセクシャルであることをカミングアウトしたことが明らかとなった。米Peopleが報じている。
【関連記事】『プリティ・リトル・ライアーズ』のスピンオフ『Pretty Little Liars: The Perfectionists』
米The Advocateのインタビューに応えたタイラーが、10代の頃から自分はバイセクシャルだと思っていて常に男性に興味があったが、バイセクシャルに対する固定観念のせいで本当の自分を受け入れられないでいたと語っている。
「LGBTQコミュニティの中で、バイセクシャルが"容易な逃げや責任回避だ"といったようなことを言われているのを聞いていた。そのことが頭から離れなくて、自分のセクシュアリティを認めるのにあらゆる側からプレッシャーを感じていたんだ」と、カミングアウトに時間がかかった理由を述べていたという。
だが、『PLL』の放送が2017年に終了した後に、自分がバイセクシャルであることを受け入れることができたとも語っている。
「すごく長いこと、男性に魅力を感じる気持ちを抑えてきた。20代後半まではそんなことなかったけど、『PLL』の終わり頃にかけて自分自身を解放して、単に想像したり、欲するだけでなく、バイセクシャルであることの感情面やもろさを経験するようになったんだ」と告白していた。
『PLL』の放送終了後、タイラーは青春SFドラマ『ロズウェル/星の恋人たち』のリブート版『Roswell, New Mexico(原題)』にて同性愛者の退役軍人で肢切断者であるアレックスを演じている。そして、本当の自分でいたいという理由でカミングアウトしたが、それでもまだ自身について学んでいる最中だとも付け加えている。
自身のセクシュアリティに正直でいることを決めたタイラーが出演する『Roswell, New Mexico』は、米CWにて4月23日(火)にシーズン1の放送が終了、その翌日にシーズン2への更新が発表されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:
タイラー・ブラックバーン
(C)Pauline French/FAMOUS