『新スター・トレック』トロイ役マリナ・サーティス、「オリジナル版のファンを納得させなければならなかった」

1987~94年まで放送された『新スター・トレック』で、地球人とベタゾイドの混血でテレパシー能力を持つディアナ・トロイを演じたマリナ・サーティスが、「オリジナル版のファンを納得させなければならなかった」と明かしている。

『新スター・トレック』は、1966~69年に放送されたオリジナル版『スター・トレック/宇宙大作戦』の約80年後の世界を描くシリーズ。宇宙船エンタープライズ号を舞台に、冷静沈着なジャン・リュック・ピカード艦長の指揮の下で、個性的な船員たちが人類未踏の星域を探索する姿が綴られた。

オリジナルシリーズには、熱狂的なファンが付いていたことでも知られ、よって『新スター・トレック』が放送開始された当時、昔からのファンは新シリーズの登場に懐疑的だったという。その点について英BBCラジオ2の番組に出演したマリナは当時を振り、「ファンは決めてかかっていたの。コンベンションに行ったら30人ぐらいの人が腕を組んで座っていて、"俺たちのヒーローに取って変わりやがって"って態度だったわ。だから、シリーズの視聴者を納得させなければならなかったの」と、オリジナル版のファンの評価を得ることに苦労したと語っている。『新スター・トレック』は7シーズンわたり放送されたため、最終的にはオリジナル版のファンにも受け入れられたようだ。

そして、『新スター・トレック』のピカード艦長のその後を描くスピンオフ『Star Trek: Picard(原題)』が米CBS All Accessで製作されることが発表され、パトリック・スチュワートが同役で続投することも決定している。このスピンオフ作品に出演するのかと尋ねられたマリナは、「わからないわ」と一言。果たして、今年の秋に配信予定の『Star Trek: Picar』に姿を見せるのだろうか。注目していきたい。(海外ドラマNAVI)

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マリナ・サーティス
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