『メリー・ポピンズ』ジュリー・アンドリュース、『グレイズ・アナトミー』クリエイターが手掛けるNetflix新作ドラマに出演!

1964年に公開された映画『メリー・ポピンズ』で主人公を演じてアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『サウンド・オブ・ミュージック』『アクアマン』など数多くの映画に出演するジュリー・アンドリュースが、Netflixの新作ドラマに出演することが明らかになった。米Entertainment Weeklyが報じている。

6月20日(水)Netflixの公式サイトは、アメリカ出身の作家ジュリア・クインによる「ブリジャートン」シリーズを元に、『グレイズ・アナトミー』『スキャンダル 託された秘密』『殺人を無罪にする方法』などのクリエイターで知られるションダ・ライムズ製作の新作ドラマで、ジュリーがメインキャラクターを演じることを発表した。

イギリス摂政時代の終末期の上流社会を舞台にした「ブリジャートン」シリーズは、8人兄弟姉妹と未亡人の母のブリジャートン一家が主人公。イギリス社交界から一目置かれる一家は、深い絆で結ばれている。このシリーズは全8巻からなり、各巻で兄弟が順に一人ずつ主人公となり、それぞれが本当の愛を見つけていくという物語。原作は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーにも選ばれている。

現時点ではタイトル未定のドラマだが、1話1時間、全8話構成になるという。そんな本作でジュリーは、饒舌で謎めいたゴシップ記事ライターを演じる。そのキャラクターは、ロンドン中の裕福な人々が住む社会で、酷い侮辱と社会的コメントを利用し、騒動を巻き起こすという。

クリエイターのライムズは、15年にわたり数々のヒット作品を生み出してきた米ABCを離れ、2017年に毎年約1000万ドル(約11億円)の報酬を条件にNetflixと複数年契約を結んでいる。そして彼女はすでに、NYの社交界で富豪を相手に詐欺を働いた実在の人物アンナ・デルヴェイを描いたものや、2012年に米大手ベンチャー・キャピタルを女性差別などで提訴し敗訴した実業家エレン・パオが、シリコンバレーの性差別について自身の経験に基づいて書いた「Reset(原題)」原作のドラマなども手掛けることが分かっている。

ヒットメイカーのションダが製作し、ジュリーが出演するこの新作は、2020年内に配信される予定。本作の続報が入り次第、お届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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ジュリー・アンドリュース
(c)NYKC/FAMOUS