1986年から4シーズンにわたり米NBCで放送されたシットコム『アルフ』でタナー家の父親役ウィリー・タナーを演じたアメリカ出身の俳優マックス・ライトが現地時間6月26日(水)に亡くなったことがわかった。75歳だった。米TV Lineなど複数のメディアが報じている。
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報道によると、マックスはカリフォルニアの自宅で息を引き取ったとのこと。1995年に悪性リンパ腫の診断を受け闘病していたが、寛解に至ったと伝えられていた。2017年に乳がんのため亡くなった妻リンダとの間には、二人の子どもをもうけている。
突然宇宙からやってきた毛むくじゃらの宇宙人アルフを家族の一員として迎え入れたタナー家を舞台に、笑いと涙の異文化コミュニケーションをテーマにした『アルフ』。TVシリーズ終了から6年後にはテレビ映画『アルフ ファイナル・スペシャル』が製作されるなど人気を博しており、昨年8月にはワーナー・ブラサースが復活版製作に向けて動き出していることも報じられていた。
『アルフ』へのレギュラー出演で知られるマックスだが、本作以外にもドラマ『タイムマシーンにお願い』『フレンズ』へのゲスト出演や、映画『ヒマラヤ杉に降る雪』『オール・ザット・ジャズ』など数々の作品で活躍してきた。
マックスの冥福を心よりお祈りしたい。『アルフ』の作品見どころは海外ドラマNAVI作品データベースから。
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『アルフ』
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