英人気ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』やマーベル映画『ドクター・ストレンジ』などで人気を博しているベネディクト・カンバーバッチほか豪華キャストが、声優を務めることが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。
1968年に出版され、世界で300万部を売り上げたベストセラーとなったジュディス・カーによる絵本「おちゃのじかんにきたとら」を英Channel4がアニメ映画として映像化する。「おちゃのじかんにきたとら」は、少女ソフィーと彼女の母親の前に突然礼儀正しいトラが現れ、二人は招き入れる。トラが家中の食料を食べつくしてしまったにもかかわらず、ほのぼのと楽しい時間を過ごす様子が描かれる。
ソフィーの父親を演じるベネディクトは、「他の世代に楽しんでもらうために、ジュディス・カーによる時代を超越した絵本の名作をスクリーンに甦らせ、小さいながらも役に立てることにワクワクしています」とコメント。
トラを吹替えるのは、映画『グローリー/明日への行進』でマーティン・ルーサー・キング・Jr牧師を演じ、ダニエル・デイ=ルイスが主演した『リンカーン』や、クリストファー・ノーランが監督を務めた『インターステラー』などに出演しているデヴィッド・オイェロウォ。新進女優のクララ・ロスがソフィーの声を演じる予定だ。
その他に、映画『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズで三月うさぎの声を担当したポール・ホワイトハウス、Netflixオリジナル映画『マーダー・ミステリー』に出演するデヴィッド・ウォリアムズ、『マット・ルブランの元気か~い?ハリウッド!』のタムシン・グレイグも声優として名を連ねている。
最近ベネディクトは、19世紀の英アーティスト、ルイス・ウェインの人生を描く映画『Louis Wain(原題)』で主演すると報じられたばかりで、その他にも、マーベル映画『ドクター・ストレンジ』の続編『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』などが待機中だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:
ベネディクト・カンバーバッチ
(c)NYKC