『ザ・ボーイズ』がAmazonで最も視聴されたオリジナルドラマの一つに!

落ちぶれたスーパーヒーローを自警団が成敗していく新作ドラマ『ザ・ボーイズ』が、米Amazon Prime Videoで最も視聴されたオリジナルドラマシリーズの一つになったことが分かった。英Digital Spyが報じている。

ファンタジーホラードラマ『プリーチャー』の原作者ガース・エニスによるコミックスをドラマ化した同作は、巨大企業ヴォートに雇われたスーパーヒーロー7人から成るチーム、"セブン"のメンバーに恋人を殺されたヒューイが、元FBIのビリー・ブッチャーらと一緒に自警団"ザ・ボーイズ"を結成し、名声に溺れて堕落したスーパーヒーローを成敗していくアクションシリーズ。

今月9日(金)、Amazonスタジオのトップを務めるジェニファー・サルケは、2週間前の7月26日に配信開始された全8話のシーズン1が多くの人にイッキ見されたと発表。その具体的な数字は明らかにしなかったものの、「最初の2週間での視聴率が予想を大きく上回り、Amazonのオリジナルシリーズとして最も視聴された作品の一つになったことを嬉しく思います。シーズン2の準備を進める上で、この結果が勢いと大きな興奮を生み出すでしょう」と述べている。

斬新な切り口で多くの人を瞬く間に惹きつけた同作は、見終わった後の感想でも高い評価を得ている。米Forbesが、IMDbでの同作の採点は10点満点中8.9(8月9日時点)であり、これは同じAmazonオリジナルシリーズであるほかの人気作、『マーベラス・ミセス・メイゼル』(8.7)、『Fleabag フリーバッグ』(8.6)、『BOSCH/ボッシュ』(8.4)、『グッド・オーメンズ』(8.3)、『CIA分析官 ジャック・ライアン』(8.2)などと比べても良い数字であることを伝えている。

主人公ヒューイ・キャンベルを演じるのは、メグ・ライアン(『ユー・ガット・メール』)とデニス・クエイド(『僕のワンダフル・ライフ』)の息子で、映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』などに出演しているジャック・クエイド。ビリー・ブッチャー役にカール・アーバン(リブート版映画『スター・トレック』シリーズ)、セブンのリーダーであるホームランダー役にアントニー・スター(『Banshee/バンシー』)、ディープ役にチェイス・クロフォード(『ゴシップガール』)、ヴォート社の重役マデリン・スティルウェル役にエリザベス・シュー(『CSI:科学捜査班』)、キミコ役に福原かれん(『スーサイド・スクワッド』)、スターライト役にエリン・モリアーティ(『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』)がキャスティングされている。

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クリエイターを務めるのは、大人気の超常現象ドラマ『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』や、時空を旅するドラマ『タイムレス』を手掛けたエリック・クリプキ。さらに、同じくオフビートなヒーロードラマ『プリーチャー』を生んだセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグも同職に名を連ねている。

なお、この吉報が飛び込んだ後の11日には、クリプキがシーズン2の画像をtwitterに投稿しており、順調に製作が進められているようだ。

かなり違ったタイプのスーパーヒーローが描かれる異色ドラマ『ザ・ボーイズ』は、Amazon Prime Videoにてシーズン1が配信中。視聴記録やレビューもつけられる海外ドラマNAVIの同作データベースも合わせてチェックしてみては?(海外ドラマNAVI)

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『ザ・ボーイズ』