HIV陽性を告白した『クィア・アイ』ジョナサン・ヴァン・ネスを共演者がサポート!

"ファブ5"と呼ばれるイケメンのゲイ5人組が依頼人を大改造するNetflixの人気番組『クィア・アイ』で、ヘアスタイル&グルーミングを担当するジョナサン・ヴァン・ネスがHIV陽性であることを告白し、共演者が彼をサポートしている。米Varietyが報じた。

非営利団体「Los Angeles LGBT Center」の設立50周年を記念して、ロサンゼルスのグリーク・シアターで開催されたコンサート「Hearts of Gold」に、"ファブ5"のメンバーであるカラモ・ブラウン(カルチャー担当)とボビー・バーク(インテリア担当)が姿を見せたという。

米New York Times紙のインタビューでHIV陽性であること、そして性的虐待の犠牲者であることを告白したジョナサンについて、ボビーは「ジョナサンが下した決断を応援しているよ。彼がサポートを感じていることを嬉しく思う。僕らが望むのは、ジョナサンが幸せで支持されていると感じることだからね」とコメント。

そして、『クィア・アイ』の出演前にLos Angeles LGBT Centerに7年勤めていたというカラモは、「ボビーも話したように、まさにジョナサンはこのセンターと同じ貢献をしている。そして『クィア・アイ』が伝えようとしていることは、"君は独りじゃない。僕がやってこれたんだから君もできる"ということなんだ」と、HIV陽性を告白したジョナサンにエールを贈っていた。

続けてボビーは、LGBTQの人々を支える団体やセンターの重要性についても強調していた。「僕は若い頃にホームレスだったんだ。サポートしてくれるセンターはなかったし、キリスト教篤信地帯のミズーリ州でカミングアウトする選択肢はなかったから、若くして家を出た。自分の命を絶つ代わりに生きることを選んだんだ。それがホームレスになることを意味してもね。子どもたちにとって、家と教育支援を提供するセンターがあるのは大切なことだ。僕にはなかったからね」とメッセージを伝えていた。

『クィア・アイ』シーズン5は2020年にNetflixにてリリース予定。シーズン1~4は配信中。(海外ドラマNAVI)

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Netflixオリジナルシリーズ『クィア・アイ』