米FOX、麻薬取締局のドラマを製作へ!

米FOXが、早くも次のミッドシーズンにスタートする新作TVシリーズ『Deputy(原題)』から派生したTVシリーズを製作することがわかった。米Varietyが報じている。当サイトでも以前お伝えしたが、『Deputy』はロサンゼルス郡の保安官ビル・ホリスターを主人公にしたドラマで、主演を務めるのは、米HBOの刑事ドラマシリーズ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』シーズン3でローランド・ウェスト捜査官を演じるスティーヴン・ドーフだ。

『Deputy』の主人公ビルは、会議で大人しくしているよりも、ドアを蹴破る方が得意な保安官。ロサンゼルス郡の保安官が急死したことで、予期せずその後任に就くことになってしまう。しかし、その責務は1万人もの保安官をまとめる立場だった...というストーリー。

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そして、このほど製作が決まった『DEA(原題)』は、タイトルの通り、麻薬取締局の活躍を描く物語となる。主人公のジャック・ライリーと彼のDEA(麻薬取締局)のタスクフォースが中心となり、シーズン毎に異なる麻薬王を追い詰め、地元の法執行機関が処理できない米国主要都市の危険な麻薬組織の解体を目指す。

このジャック・ライリーは実在したDEAエージェントの元トップで、彼は悪名高い麻薬王"エル・チャポ"ことホアキン・グスマン逮捕を主導した人物として知られている。ライリーは、ジャーナリストであり麻薬戦争の専門家であるポール・ソルタロフとともにコンサルティング・プロデューサーを務めるとのこと。

『トレーニング デイ』や『S.W.A.T.』『スーサイド・スクワッド』など、数々のアクション映画を手がけてきたデヴィッド・エアーと、『ギルモア・ガールズ』や『メンタリスト』『ジ・アメリカンズ』など、数々の人気TVシリーズを手がけてきたクリス・ロングが、『Deputy』に引き続き本作でもタッグを組む。

エアー、ロングとともにブライアン・ヴォルク=ワイス(『ボクらを作ったオモチャたち』)も製作総指揮に名を連ね、エアーは監督も兼任する。脚本を手がけるのは『シカゴP.D.』や『S.W.A.T』で執筆してきたクレイグ・ゴア。(海外ドラマNAVI)

Photo:スティーヴン・ドーフInstagramより