『TRUE DETECTIVE』ウディ・ハレルソンと『LEFTOVERS』ジャスティン・セローが古巣にカムバック

エミー賞で監督賞を含む5部門を受賞した米HBOの刑事ドラマ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』に主演したウディ・ハレルソンと、ミステリードラマ『LEFTOVERS/残された世界』のジャスティン・セローが、実話に基づいたミニシリーズで共演することが明らかになった。米TV Lineが報じている。

二人が共演するのは、米HBOで製作される『The White House Plumbers(原題)』というタイトルの全5話構成の新作ドラマ。1972年にリチャード・ニクソン元米大統領が辞任するまでに起こった盗聴、裁判、捜査妨害などのスキャンダル"ウォーターゲート事件"を題材にしたもの。ニクソン元大統領のスタッフが誤ってその政権を終わらせてしまった事実を物語る。

タイトルの"Plumbers"は、鉛管工という意味だが、これは「情報漏れを防ぐ任務にあたっている秘密工作班」を意図している。

ウディは、元CIA職員のE.ハワード・ハントを演じ、ジャスティンは元FBI捜査官のG.ゴードン・リディを演じる。両者ともニクソン政権で働き、ウォーターゲート事件に関わり、最終的に有罪となり服役した人物。

クリエイターおよび製作総指揮を務めるのは、米女性副大統領のドタバタ政界活劇を描く人気コメディドラマ『Veep/ヴィープ』の脚本家であるアレックス・グレゴリーとピーター・ハイク。

HBOプログラミング部代表ケイシー・ブロイズは、コメントを発表した。「このような才能のあるチームを結集して、ニクソン元大統領のホワイトハウスを崩壊させた内部の陰謀を、この魅力的な視点でお届けすることを嬉しく思います。特に、ウディとジャスティンの二人が弊社にカムバックし、再び新たな作品に出演してくれることが楽しみです」

『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』『LEFTOVERS』共にHBOの作品だったため、この二人が古巣に戻ってくるこの新作には期待できるだろう。本作の続報が入り次第、お届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

ウディ・ハレルソン&ジャスティン・セロー (c)Hubert Boesl/FAMOUS/(c)NYKC/FAMOUS