【予告編】ケリー・マクドナルド出演英国発サスペンス『Giri/Haji』本木雅弘、窪塚洋介、平岳大ら日本人キャストからコメント到着!

東京とロンドン、2つの都市をまたいで起きた殺人事件を巡る英国発の濃厚サスペンスドラマ『Giri/Haji』。ケリー・マクドナルド(『ボードウォーク・エンパイア』)をはじめとする英国キャスト陣と、平岳大、窪塚洋介、本木雅弘ら日本人キャスト陣が共演、本年度ゴールデン・グローブ賞4ノミネートの注目作『チェルノブイリ』製作スタッフが贈るNetflixオリジナルシリーズだ。2020年1月10日(金)からの独占配信開始に先駆けて、緊迫感MAXな予告編と出演する日本人キャストたちのコメントが到着したので紹介しよう。

本作のタイトルには日本語の‟義理"と"恥"がそのまま使われており、東京とロンドンという異なる2つの都市をまたいで起きた殺人事件が、裏社会の重大な権力抗争へと波及していく様を描くドラマシリーズ。抗争終結の鍵を握るのは、とある日本人兄弟。様々な人物の思惑が渦巻く濃密サスペンスに仕上がっている。

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兄であり刑事の健三を演じるのは父親に名優の平幹二朗を持つ俳優、平岳大。そして弟、勇人を演じるのは、ハリウッドの巨匠マーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』で2016年にハリウッドデビューを果たした窪塚洋介。さらに『おくりびと』で日本アカデミー賞主演男優賞受賞の本木雅弘が、強面ヤクザ・福原役で出演しており、新境地とも言える新たな魅力にも注目したい。

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欧米からはケリー以外に、チャーリー・クリード=マイルズ(『フランケンシュタイン・クロニクル』)、ソフィア・ブラウン(『女刑事マーチェラ』)、ジェイミー・ドレイヴン(『S.A.S. 英国特殊部隊』)、ジャスティン・ロング(『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』)、トニー・ピッツ(『ライン・オブ・デューティ』)などがキャストに名を連ねている。

脚本を担うのはSFサスペンス『ヒューマンズ』のジョー・バートン。アメフト界の裏側を描く『Ballers/ボウラーズ』のジュリアン・ファリノと『Rush(原題)』のベン・チェセルがメガホンを取る。『チェルノブイリ』のクリス・フライ、ファンタジー大作『ヒズ・ダーク・マテリアルズ(原題)/His Dark Materials』のベン・アーヴィングが製作総指揮を担当する。

この度解禁となった予告編は、常に不穏な空気と張り詰めた緊張感が漂い続けており、巻き起こる事件と衝撃の展開を感じさせる映像となっている。ある夜、刑事の健三の元に現れたヤクザの組長の福原。彼の放つ「遥か遠くに誰かが池に石を投げ、その矢がようやくここまで届いたわけだ...」という言葉の意味とは? 健三は疎遠になっている行方不明の弟、勇人を探し出すべくロンドンへ。勇人を捜索する中で、健三は徐々にロンドンの闇社会へと巻き込まれ、「一体何人が死んでるんだ? 東京で、ロンドンで、お前のために!」と勇人に激高する健三の姿もあり、すべてのシーンが手に汗握るような緊迫感に包まれている。果たしてタイトルの"義理"と"恥"が持つ意味とは?

主演の平は「非常に練られていて、翻訳にも時間をかけ、我々も意見を述べました。そういったクリエイティブな関係の良い前例を作った、という感じはします」と本作への自信を覗かせており、窪塚は「リアリティがあって凄いです。普通の日本の人が観てもすごくリアリティがあるように見えると思うんですよ。そして、見たことのある日本の景色だったり、触れたことのあるカルチャーも描かれているのに、観たことのない作品が出来上がっていると思います。すごく不思議な体験をしてもらえるんじゃないかなと思います」と、今までに類を見ない新感覚の作品になっていることを明かす。

さらに本木は「家族の絆や人間の繋がりや心の闇という普遍的なテーマに重きを置いているのが新鮮でした。」と語っており、単なるサスペンスにはとどまらない、様々な登場人物の心情が絡み合う濃密な人間ドラマを交えていることに言及。加えて「物語の展開や回想の入り方にスピード感と独特なリズムがあって、どんな映像になるのだろうとワクワクさせてくれる脚本でした」と撮影前の時点から期待を寄せていたことを明かした。

言葉や文化を越えて複雑に絡み合う人間模様と、息もつかせぬ緊迫感の本作に注目したい。Netflixオリジナルシリーズ『Giri/Haji』は、2020年1月10日(金)から独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『Giri/Haji』