2019年に最もググられたドラマ&映画トップ10が発表!ドラマ部門のナンバーワンに輝いたのは...

年の暮れが近づくと、「今年の○○」といったランキングが発表されるが、米Googleが「2019年に最もググられたドラマ&映画のトップ10」を発表したので紹介することにしたい。米Deadlineが報じている。

Googleが発表した「2019年に最もググられたドラマ&映画」のナンバーワンに輝いたのは、それぞれ世界中で絶大な人気を誇り話題性が非常に高かった作品となり、かなり予想通りの結果になったと言えるのでは。カッコ内には現時点での配信情報を記載した。

【ドラマ・番組部門】

1位:『ゲーム・オブ・スローンズ』(Hulu、Amazon Prime Video)
2位:『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)
3位:『ボクらを見る目』(Netflix)
4位:『チェルノブイリ』(Amazon Prime VideoのスターチャンネルEX)
5位:『マンダロリアン』(ディズニーデラックス)
6位:『アンブレラ・アカデミー』(Netflix)
7位:『ユーフォリア/EUPHORIA』(Amazon Prime VideoのスターチャンネルEX)
8位:『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』(Netflix)
9位:『Surviving R. Kelly(原題)』
10位:『ザ・ボーイズ』(Amazon Prime Video)

トップ10のうち、1位になった『ゲーム・オブ・スローンズ』と『チェルノブイリ』『ユーフォリア』はHBOのドラマシリーズだ。そして、『ストレンジャー・シングス』と『ボクらを見る目』『アンブレラ・アカデミー』『デッド・トゥ・ミー』がNetflixの作品となり、HBOとNetflixがランキングをほぼ独占する結果となった。

9位の『Surviving R. Kelly』は、グラミー賞を受賞したこともあるR&BシンガーでプロデューサーでもあるR・ケリー(『ジェイ・Z/フェイド・トゥ・ブラック』)が複数女性へ性暴力を働いたという疑惑に対する被害女性たちの声や関係者の証言を集めたドキュメンタリー番組。2017年頃から問題が表面化しはじめ、アメリカでは社会問題となるほど注目をあつめ、米TV局のLifetimeが全6回のドキュメンタリーを製作。この放送を受け、検察が本格的な捜査に乗り出したと言われている。

では、次は映画部門のトップ10をご紹介しよう。

【映画部門】

1位:『アベンジャーズ/エンドゲーム』
2位:『キャプテン・マーベル』
3位:『ジョーカー』
4位:『トイ・ストーリー4』
5位:『ライオン・キング』
6位:『IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。』
7位:『アナと雪の女王2』
8位:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
9位:『ミッドサマー』
10位:『スケアリーストーリーズ 怖い本』

ナンバーワンに輝いた『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、『アバター』が長年にわたり保持していた世界興行収益の記録を塗り替える世界的な大ヒットになったため、納得の1位だと言えそうだ。

また、トップ3をアメコミ映画が占め、マーべルとDCが映画界を席巻している現在の状況を、そのまま反映しているのも興味深い。

9位の映画『ミッドサマー』は『ヘレディタリー/継承』の脚本と監督を担ったアリ・アスターの最新作で2020年02月21日(金)公開予定のフェスティバル・ホラー。10位の『スケアリーストーリーズ 怖い本』は、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が10代の頃に多大な影響を受けた‟怖い本"を映画化。2020年2月28日(金)公開。その独創的な世界観が注目されている2作品だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・ボーイズ』/『アベンジャーズ/エンドゲーム』© 2019 MARVEL/『ゲーム・オブ・スローンズ』 (C)2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc./『ジョーカー』 © 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & © DC Comics/『マンダロリアン』(c) 2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved