米HBOの人気ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』に出演し、Netflixの映画『マリッジ・ストーリー』で第92回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされているローラ・ダーン。演技派として知られる彼女が、新配信サービスQuibiの新作ドラマ『Just One Drink(原題)』でバーテンダーを演じることがわかった。米Varietyが報じている。
『Just One Drink』は、ローラが演じるバーテンダーと、精神的に安定しない様々な客が繰り広げる一連のシーンで構成されるという。
本シリーズで指揮を執るのは、映画『ハイ・フェデリティ』と『アバウト・ア・ボーイ』の原作小説を手掛けたニック・ホーンビィ。映画『わたしに会うまでの1600キロ』や『17歳の肖像』などで脚本・製作総指揮を務めたこともあるホーンビィは、ローラとジェイミー・レモンズ(『ジェニーの記憶』)、エリサ・エリス(『ナルコス』)とともに製作総指揮も務める。
デヴィッド・リンチ監督による『ブルーベルベット』や『ワイルド・アット・ハート』『ジュラシック・パーク』シリーズなどカルト作品から大作映画までこなすローラは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』にも出演。映画女優のイメージが強いが、クリエイター・主演を務めた米HBOの『エンライテンド』で本格的にドラマ界に出演し、『ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ』『ビッグ・リトル・ライズ』の演技も高い評価を得ている。
米Walt Disney Studiosの元会長ジェフリー・カッツェンバーグが立ち上げた新興企業Quibiは、今年4月6日(月)よりアメリカでサービスを開始する。あまりTV番組を見る時間がない人向けの配信サービスで、どの番組も一話あたりが7分から10分以内という短さで構成話数も少なく、スマートフォンで視聴されることを前提にしている。
Quibiでは、『ビッグ・リトル・ライズ』でローラと共演したリース・ウィザースプーンがナレーターを務める雌の野生動物の生態に迫る番組や、ザック・エフロン(『ハイスクール・ミュージカル』)が無人島でサバイバルを繰り広げる『Killing Zac Efron(原題)』、ドン・チードル(『アベンジャーズ』シリーズ)主演のSFドラマ『Don"t Look Deeper(原題)』、アナ・ケンドリック(『ピッチ・パーフェクト』)主演&製作総指揮のコメディ『Dummy(原題)』なども配信される予定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ローラ・ダーン©NYKC