『SUITS/スーツ』ファン必見スピンオフ!ジェシカ・ピアソンが帰ってくるリーガルドラマ『SUITS:ジェシカ・ピアソン』日本初上陸!

ニューヨークの大手弁護士事務所を舞台に、若き青年マイクと敏腕弁護士ハーヴィーがタッグを組み様々な訴訟に挑んでいく大ヒットリーガルドラマ『SUITS/スーツ』。同作において、バーヴィーたちが絶大な信頼を寄せる上司で事務所のトップだったジェシカ・ピアソンを主人公にしたスピンオフ『SUITS:ジェシカ・ピアソン』が日本初上陸! 本家シーズン7の最終話から繋がっていく本作は、オリジナルのファンはもちろん、『SUITS/スーツ』未見の人でもハマる本格的リーガルドラマだ。

ニューヨークの弁護士事務所のボスだったジェシカが、新天地シカゴを舞台に、今度は政治の世界で手腕を発揮する『SUITS:ジェシカ・ピアソン』。弁護士として培った知識や交渉力を用い、数々の問題を処理する通称"フィクサー"として斬りこむジェシカ。本家ではあまり描かれなかったジェシカの生い立ちや家族との物語にも注目したい。

『SUITS/スーツ』ファンの中でも人気の高かったジーナ・トーレスが演じるジェシカ・ピアソン。そんな彼女が活躍するこの新作のストーリーと見どころをご紹介しよう。

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みんなの頼れるボスだったジェシカは、マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)やハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)たちを庇ったため、ニューヨークの弁護士資格を剥奪されてしまう。ニューヨーク事務所のパートナーを辞任し、恋人のジェフ・マローン(D・B・ウッドサイド)とシカゴでの新生活に踏み出すが、シカゴ市を相手取った‟住宅訴訟"を起こしたジェシカは、策略にはめられシカゴでの弁護士資格さえも失ってしまう。しかしジェシカの資格を剥奪したシカゴ市の市長ノヴァクから声をかけられ、右腕ともいえる"フィクサー"としての職務に就いたのだった。

自分を弁護士でいられなくした敵の巣に飛び込んでいくジェシカ。周りは本当に敵ばかりなのか、それとも味方になる人間もいるか。疎遠になった家族との関係を修復するためにも、その家族が愛してやまない地元シカゴを守るためにも、ジェシカは陰謀の渦巻く政治の世界での戦いに身を投じていくのだった...。

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ファンなら容易に想像がつくかもしれないが、この『SUIT:ジェシカ・ピアソン』も『SUITS/スーツ』と同じ製作チームが手掛けている。本家に匹敵する緊張感溢れる交渉や駆け引きがテンポ良く展開していくところは当然ながら痛快だ。

またマイクやハーヴィーたちに比べ、ジェシカが一人で活躍する部分はこれまでそれほどなかったが、このスピンオフではタイトル通り、まさにジェシカ・ピアソンそのものが見どころ。弁護士資格を剥奪されたにもかかわらず、そのスキルは衰えるどころか増大するジェシカ。彼女の強さ、賢さ、交渉能力、冷静な判断力がさらに描かれており、本家に負けず劣らずのストーリーで目が離せない。ドラマ『グッド・ワイフ』『スキャンダル 託された秘密』などを彷彿させるサスペンス感も満載。

ジェシカの恋人ジェフはもちろんだが、本家からその他にも、ハーヴィーやルイス・リット(リック・ホフマン)などもゲスト出演する。『SUITS/スーツ』ファンなら、ジェシカと彼らのあの独特の絶妙な会話にニヤリとせずにはいられないだろう。離れていようとも、ジェシカのために最善を尽くそうとする彼らの姿に、上司と部下以上の信頼関係がまだそこにあることを痛感する。

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また本作は、今の時代を反映し女性の活躍にも重点を置いている。ジェシカを筆頭に、男性社会で這い上がっていこうとする、タイプの異なる女性キャラたちの姿がある。キャリアのチャンスを逃したくないと、敵の懐に飛び込んで仕事をするジェシカと、それを反対する恋人ジェフ、そしてジェシカの家族。そんな大切な人たちとの関係と自分のやりたい仕事とで板挟みに合うジェシカ。また、ジェシカの弁護士資格を剥奪した張本人でシカゴ市長専属の若き敏腕弁護士ケリー・アレン(ベサニー・ジョイ・レンツ)も実は、恋愛や家族との繋がりで悩んでいる。

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さらにあることをきっかけにジェシカのアシスタントをすることになった女性や、シカゴ市長の妻など、男性の多い政界という世界での女性の生き方が様々な視点から表現されており、どの国の女性でもきっと誰かに共感できるはずだ。

"とにかくジェシカがかっこいい!"本作の見どころはまさにジェシカ・ピアソンだと述べたが、それはキャラクターの内面だけではない。『SUITS/スーツ』でもそうだったが、演じるジーナ・トーレスのスタイルの良さもあり、ハイブランドをさらっと着こなすジェシカのワードローブも見逃せない。

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『SUITS/スーツ』の時から衣装を担当しているスタッフが引き続き、本作でもジェシカのコスチュームを選んでいる。クリスチャン・ディオール、フェンディ、シャネルなどのスーツや、フランチェスコ・ルッソ、イヴ・サンローランなどのハイヒール、セリーヌにエルメス、プラダのバッグ。ハーヴィーが高級スーツを着こなして戦っていたように、これらもまたジェシカにとっては戦闘態勢に入るための鎧でもあるのだ。

また、本作では今まで見ることもなかったようなカジュアルな服装の姿もお披露目される。ジェシカの自宅であるシカゴの高層マンションも度々登場。シンプルだがセンスの光るインテリアに囲まれた部屋は、男女問わずまさに大人が憧れる空間。私生活が多く語られる本作では、そんなジェシカのプラベートな部分にも大注目だ。

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ニューヨークのトップ弁護士事務所の柱だったジェシカ。そんな彼女の過去と未来を知らずには本家も語れないだろう。ジェシカを主人公としたもうひとつの『SUITS/スーツ』、日本初上陸の『SUITS:ジェシカ・ピアソン』(全10話)は、2月1日(土)よりU-NEXTにて独占・見放題!

(文/Erina Austen)

また本家『SUITS/スーツ』シーズン8も、U-NEXTにて配信中。DVDでも好評レンタル&発売中。『SUITS:ジェシカ・ピアソン』とあわせて『SUITS/スーツ』の世界観に浸ろう。

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Photo:『SUITS:ジェシカ・ピアソン』(c) 2018 Universal Cable Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.