世界的ベストセラーとなったファンタジー小説「ライラの冒険」(3部作)を元に豪華キャストで映像化した壮大なファンタジー・アドベンチャー『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』がAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて2月18日(火)より独占配信となる。それに先駆けて、出演者のコメントをお届けしよう。また、人間のキャラクターと同じように重要な存在である動物たちの写真も一挙に解禁となった。
本作の特徴の一つが、ダイモンと呼ばれる守護精霊の存在。主人公のライラたちが暮らす世界では、人間の魂はダイモン(守護精霊)と呼ばれ、動物の姿をしているそのダイモンと人間は強い絆で結ばれている。ライラを演じるダフネ・キーン(『LOGAN/ローガン』)は、主人公のダイモンについて「人間が子どもの頃はまだ成長している途中だから、その人のダイモンも姿をいろいろと変えるの。だけど大人になるとダイモンの姿も決まって、自分の個性を端的に表すものになる。私のダイモンは大抵はオコジョの姿をしていて、名前はパンタライモンっていうの」と紹介。
ダイモンは、魂とはいえ、その人間と必ずしも同じ考え方をするわけではないという。「ライラとは少し違うわ。というのも、魂というのは、自分よりももっと責任感があって賢明なはずだから。例えば、ライラは"よし、屋根から飛び降りてみよう"なんて思うけど、パン(パンタライモンの愛称)は"ダメダメ、そんなことをしたら死んじゃうよ"と止めてくれる。パンはライラより責任感があるけど、二人ともよく似た者同士よ」と、ダフネはライラとパンタライモンの繋がりについて語っている。
そんなダイモンはオコジョ以外にも猿やユキヒョウ、兎など様々な種類があり、かなり自由に動き回るため、撮影現場では一部のダイモンはパペットを使って撮影し、その後にCG加工をして精巧な姿が完成している。そんなダイモンとの共演シーンでは、演技力に定評のあるダフネも苦労したようだ。「オコジョを抱っこしている時よ。スタッフから"違う、手の平はもっと広げて"なんて言われたの。"どうして? これでいいじゃない"と言うと、"違うよ...もっともっとスペースを空けて"って。撮影の時はその感覚を完璧に覚えておかないといけなくて、とても大変だった」
ダイモンの中には本物の動物が使われることもあったが、ダイモンの表現が豊かなことから時には本物の動物では対応しきれないことも。「ヤモリもいたし、 犬も数匹いたわ。でもある犬は結局CGIで処理しないといけなかったの。だって、その犬ったらカメラの方を見て笑みを浮かべなきゃいけなかったから! 本物の犬ではうまくいかなかったの。あとヘビが1匹と、あるキャラクターのダイモンであるマイロという名前の猫がいたわ。とてもお利口な雄猫よ」と、ダフネは撮影に参加した実際の動物たちにも思いを馳せた。
なお、ジェームズ・マカヴォイ(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』)演じるライラの叔父、アスリエル卿のダイモンはステルマリアという名前のユキヒョウ。ジェームズは「もしあなたに本当にダイモンがいたら、どんなダイモンで、何と呼ぶ?」と聞かれ、「きっと僕のダイモンは山の動物になるんじゃないかな。マウンテンフォックスかな。というか、マウンテンフォックスなんているのかな、世界のどこかにはいるのかもね。とにかく、彼女のことはアテナと呼ぶよ」と笑顔で語っている。
ちなみに、本作にはダイモンのほかにも、パンサービョルネと呼ばれる、北極に住む、よろいをつけたクマの種族が登場する。
『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』はAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて2月18日(火)より独占配信。それに伴い、第1話を2月17日(月)まで期間限定で先行無料配信中。BS10 スターチャンネルでは2月17日(月)23:00より放送開始。(海外ドラマNAVI)
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『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』
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