年内にNetflixにて配信される予定のシーズン5で幕を降ろすことが決まった人気シリーズ『LUCIFER/ルシファー』。そのファイナルシーズンのファーストルックが解禁された。そして、シリーズ存続のために、Netflixと米ワーナー・ブラザースが協議中であることが明らかになった。
米Entertainment Weekly(以下EW)で掲載されたファーストルックで姿を見せるのは、シーズン4で初登場したルシファー(トム・エリス)の元恋人、イブ役のインバー・ラヴィ。(写真はこちら※米Entertainment Weeklyに移動します)
イブは、運命の人(=クロエ ローレン・ジャーマン)と結ばれてはいけないと悟った彼の元に現れ、よりを戻す。その後、再びルシファーとの破局し、メイズ(レスリー=アン・ブラント)とロマンチックな関係へと発展。しかし、自分を見つめ直すためにメイズの元を離れ旅に出る...というのが彼女の物語だった。
現時点では、シーズン5にどのような展開で再登場するのかは明らかになっていないが、ショーランナーのイルディ・モドロヴィッチとジョー・ヘンダーソンは「インバー・ラヴィが戻ってくることに、私たちもワクワクしています!」とEWにコメント。気になるイブとメイズの関係については「(前シーズンの)最後では、イブはメイズを傷つけました。ですから...二人の再会が上手くいくかは...ですよね?」と含みをもたせた。
幸運なことに、メイズにはクロエという友人の存在があり、そのクロエもまた、ルシファーが地獄に戻ったことで彼を失ったばかり。同じタイミングで愛する人との別れを経験した二人は、互いに手を取り合ってこのつらい時期を乗り越えることになる模様。昨年秋のインタビューでは、クロエ役のローレンが「私(クロエ)はルシファーを失い、認められずにいる。メイズはイブが去ったことをひどく悲しんでいて、二人ともがつらい思いをしている。彼女もなんとか前に進もうとしていて、(シーズン5の)第1話の私たちは仕事もプライベートも一緒に過ごしているわ」と明かしていた。
またシーズン5には、ルシファーとアメナディエルの父なる神役でデニス・ヘイスバート(『24 TWENTY FOUR』)が出演することも明らかになっている。
そして、米TV Lineによると、シリーズ存続のためにNetflixと米ワーナー・ブラザースと協議中であると報じた。なぜワーナーなのかというと、『LUCIFER』はワーナーが管轄するDCコミックスの「サンドマン」に登場するキャラクターをドラマ化したシリーズで、昨年12月から今年1月にかけて放送された米CWのDCスーパーヒーローが集結するクロスオーバーエピソード「Crisis on Infinite Earths(原題)」に、『LUCIFER』のキャラクターが出演していたからだ。現時点では両社からコメントは発表されていない。
元々米FOXで放送されていた『LUCIFER』。シーズン3で打ち切り後、「#SaveLucifer」のキャンペーンからNetflixに救済されたが昨年、シーズン5を最後に終焉することが発表されていた。2度目の救済となるのか―、今後の動向にも注目していきたい。『LUCIFER/ルシファー』はNetflixにてシーズン1~4が配信中。ファイナルシーズンとなるシーズン5は年内に配信開始予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『LUCIFER/ルシファー』シーズン4より