『飛べないアヒル』ドラマ版、オリジナルキャストと『ギルモア・ガールズ』のあの人が出演!

少年ホッケーチームの活躍を描く1992年のスポ根映画『飛べないアヒル』がDisney+にてドラマ化されることはすでにお伝えした通り。このほど、本作にオリジナルキャストの一人が復帰を果たすことと、新キャストの一人が決定した。米Hollywood Reporterが報じている。

本作の舞台は現在のミネソタ州。かつて弱小チームだった「ダックス」は強豪ユースホッケーチームへと成長していたが、そんなチームから12歳のエヴァンが不当に辞めさせられてしまう。エヴァンと母親のアレックスは、自分たちで寄せ集めのチームを作り、勝つことだけにこだわるチームへ挑むことに...。

映画版の1作目は全米で製作費の5倍となる興行収入5000万ドル(約55億円)を超えるヒットを記録。1994年に続編『D2/マイティ・ダック』が公開され、1996年には第3作『D3/マイティダックス』も作られた。1996年にはアニメシリーズ『Mighty Ducks(原題)』と、TVアニメ映画『Mighty Ducks the Movie: The First Face-Off(原題)』も誕生している。

この度復帰が決まったのは、映画シリーズでコーチのゴードン・ボンベイを演じてきたエミリオ・エステヴェス。そして新たに、辞めさせられた少年エヴァンの母親で新しいチームのコーチを務めるアレックス役として、『ギルモア・ガールズ』のローレライ役で知られるローレン・グレアムが出演する。エヴァン役は、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のジミー・ダーモディの息子トミーの幼い頃を演じたブレイディ・ヌーン。


エミリオは「一度ダックスのメンバーになったら、永遠にその一員だ! 25年経って再びスケート靴を履き、ボンベイコーチのジャケットを着て、『マイティ・ダック』フランチャイズの新たな章のために、アイコン的なキャラクターをまた演じられることを喜んでいるよ」と声明で述べている。

映画シリーズ3作すべてで脚本を担当していたスティーヴン・ブリルが本作のクリエイター&製作総指揮として復帰。共同クリエイター&ショーランナーには、『ハート・オブ・ウーマン』を手掛けたジョシュ・ゴールドスミスとキャシー・ユスパが名を連ねる。キャストのエミリオとローレンは製作総指揮も兼任。

各話30分構成の全10話。今月からカナダのバンクーバーで制作が行われ、年内に配信開始となる予定だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:

ディズニー公式Instagramより
『ギルモア・ガールズ』
(C)Warner Bros. Entertainment, Inc.