アラン・カミング「同性愛者から見ても好感が持てる」『インスティンクト -異常犯罪捜査-』インタビュー動画が到着

全米ベストセラー作家の原作を元に、元CIAの大学教授とNY市警刑事の凸凹コンビが難事件に挑む痛快犯罪捜査エンターテイメント『インスティンクト -異常犯罪捜査-』。そのシーズン2のDVDが明日3月4日(水)にリリースとなるのを記念し、主演アラン・カミングのインタビュー映像が公開された。

『スター・トレック』シリーズのアレックス・カーツマンや『アメイジング・スパイダーマン』『(500)日のサマー』の監督マーク・ウェブが製作総指揮を務め、ジェームズ・パターソンの犯罪小説をドラマ化した本作。元CIAの大学教授のディランとNY市警の刑事リジーが、常人には理解しがたい異常犯罪の数々をスタイリッシュに解決する。

シーズン2では異常行動学の専門家ディランの手腕が炸裂しており、ナルシストの特徴、サイコとサイコパスの違い、作曲家の曲調に表れる心情といった犯人の異常行動を分析して事件を鮮やかに解決していく。

この度、そんなディランを演じるアランの特別インタビュー映像が初公開された。その中でアランはまず、本作の魅力についてコメント。「僕がシーズン1で好きだったのは、二人(ディランとリジー)の性格が正反対なところだ。正反対だからこそ引かれ合う。特にシーズン2では二人の間に兄妹のような絆が生まれる。ディランと夫は養子を迎えることを決め、リジーもそこに大きく関わることになる」と明かす。

ディランはアンディというパートナーと同性婚をしている。自らもバイセクシャルであることを公言し、2007年に同性婚をしたアランは主演だけでなく本作の製作総指揮も兼任するが、『インスティンクト』で気に入っているのはディランの私生活におけるリアリティだという。「ディランの結婚生活の描き方が好きなんだ。ディランとアンディの同性婚が繊細かつごく自然に描かれている。同性愛者から見ても好感が持てる。そんな作品は滅多にないよ。本作の素晴らしいところは、同性婚が物語の主軸ではなく自然の成り行きとして描かれている点だ」と語る。

ネットワークのドラマシリーズとして初めて、同性愛者が主人公を務める本作。そんな画期的な作品にアランも誇りを抱いている。「アメリカに限らず、世界中の人々が本作で(インディペンデント映画やケーブルテレビ以外で)初めて同性愛を目にすることは重要な意味を持つ。人々の意識を変えるために重要なのは、同性愛者も同じ人間だと、ごく自然に描いてみせること。だから本作の同性愛の描き方を心から誇りに思っている」

アランが自信を見せるだけあって、このシーズン2では前シーズン以上にアランとアンディのパートが増えているので、そういう点にも注目してほしい。また、本作は実際に舞台のニューヨークで撮影しているが、ニューヨーク在住であるアラン自身、本作を通してこの都市に関する新たな発見があったとのこと。このインタビュー映像の中でなんと自宅の場所も示唆している(!)ので、アラン&ディランのファンは最後までじっくりご覧いただきたい。

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『インスティンクト -異常犯罪捜査-』シーズン2 商品情報
<セル>
DVD-BOX(9,300円+税)...3月4日(水)DVD発売
<レンタル>
DVD Vol.1~6...3月4日(水)レンタル開始
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

(海外ドラマNAVI)

Photo:

『インスティンクト -異常犯罪捜査-』
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