本日3月8日(日)は国際女性デー。変革を呼びかけ、国や社会の歴史上すばらしい役割を果たした女性たちの勇気と決断を称える日として制定されたこの日を記念して、Netflixが世界中の女性たちにエールを贈る特別コレクション「このストーリーが彼女を動かした」を公開した。
UN Women(国連女性機関)と共同で企画されたこのコレクションは、クリエイターや演者としてエンターテイメント界で活躍する女性たち55人が、Netflixで配信中の映画やドラマ、ドキュメンタリーの中から「最もインスピレーションを受けた作品」を選び、それらの作品をNetflixコレクションとして3月4日(水)より1年間公開する。
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のミリー・ボビー・ブラウンや『アグリー・ベティ』のサルマ・ハエック、『好きだった君へのラブレター』のラナ・コンドル、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のラヴァーン・コックス、『FOLLOWERS』の蜷川実花ら、エンターテインメント業界で活躍する世界中の女性たちが選んだ「最もインスピレーションを受けた作品」を紹介している。
UN Women副事務局長のアニタ・バティアは「Netflixとのコラボレーションは、女性のストーリーを伝え、あらゆる多様性を表現することに挑戦したものです。スクリーン上やその舞台裏、また物語で描かれる女性たちから目を背けず、余すところなく表現することこそが社会のためであると証明することを目的としています」と述べる。
2020年国際女性デーの公式テーマ「平等を目指す全ての世代:女性の権利を考えよう」を記念して公開した本コレクションは、人々にインスピレーションを与え続ける女性たちが最も影響を受けた作品で構成。『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』『アンビリーバブル たった1つの真実』『セックス・エデュケーション』など、従来の女性の描かれ方を問い、難しいトピックスにもスポットライトを当てた作品の素晴らしさを振り返る。
この取り組みに参加したミリーは「『ストレンジャー・シングス』と私が演じたイレブンを見ていただいた若い方に、自分らしく生きることが美しいことであると感じていただきたいです」と述べている。サルマは『アンビリーバブル』を本コレクションに推薦し、「女性の声を届けることの大切さを実感させられる大切な作品です。リサ・チョロデンコ監督と脚本家のスザンナ・グラントは、素晴らしいキャスト陣とともに複数の女性の視点から物語に息を吹き込みました。このシリーズは女性が大切にされるべきだということと、ひとりの女性として声をあげることが正義であることを実感させられました」と語った。
総勢55人もの女性たちが参加するこの特別コレクションの視聴方法は、専用リンク(Netflix.com/このストーリーが彼女を動かした) より、もしくはNetflixのサービス内から「このストーリーが彼女を動かした」と検索。また、コレクション内の全作品に「◯◯のおすすめ: 国際女性デー」と表示されるため、どの参加者が選んだ作品か確認することもできる。コレクション内の作品をプロフィールアイコンに選ぶことも可能だ。
私たちに影響を与え続ける女性たちが選ぶ「影響を与えてきたストーリー」は何なのか、この機会にチェックしてみては。(海外ドラマNAVI)
Photo:『アンビリーバブル たった1つの真実』©Beth Dubber/Netflix