『アウトランダー』の原作者、ラブシーンの出来映えに不満を訴える!

時空を超えるファンタジー・ ロマンスドラマ『アウトランダー』の原作者であるダイアナ・ガバルドンが、米Starzにて3月22日(日)に放送されたシーズン5第6話で描かれたラブシーンについて、苦言を呈していたことが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。

問題になった場面とは、シーズン5第6話の終盤で主人公クレア(カトリーナ・バルフ)とジェイミー(サム・ヒューアン)が馬小屋で繰り広げたラブシーン。ファンから二人のケミストリーが噛み合っていないとの意見がSNSに投稿されたのだ。

このコメントを見た作者のガバルドンが、「セリフも良くないし演出も照明も悪く、設定もぎこちない。出演俳優は一緒に仕事をするうえで与えられたなかで、最高のレベルを達成しているけれど」と、カトリーナとサムを擁護しつつツイートで不満を表した。

しかし、その後にファンの一人がガバルドンに向けて投稿した、「まあ! あなたがそんなに批判的だったなんて知らなかったわ。自分の作品が見劣る形で描かれるのは辛いんでしょうね」とのコメントに、ガバルドンが次のように切り返している。

「いいえ、そうではないわ。今シーズンの脚本はとても良いと思う。ただ、特定のシーンが上手く仕上がっていなかった。ファンが特に待ち望んでいたシーンでなければ、その点について私はコメントしなかったでしょう。そのシーンは45秒ぐらいだったかしら?」と答え、ドラマ版のすべてに不満を感じている訳ではないと釈明していた。

クレア役を演じるカトリーナは、以前のインタビューでシーズン5には原作小説には存在しないプロットが描かれていると明かしていた。

すでに、『アウトランダー』はシーズン6へ更新されており、シーズン5はStarzにて毎週日曜に放送中。日本では、Huluプレミアにてシーズン5(全12話)が本日4月6日(月)よりスタートする。(海外ドラマNAVI)

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