アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『幸せのちから』や映画『メン・イン・ブラック』シリーズ、『アラジン』など主に映画界で活躍するウィル・スミスが、新配信サービスQuibiの新作コメディ番組『This Joka(原題)』で主演・製作総指揮を務めることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
新作コメディ番組『This Joka(原題)』は全16話となり、ウィルと彼の妻で女優のジェイダ・ピンケット・スミス(『GOTHAM/ゴッサム』)が創設したWestbrook Studiosとタッグを組むTopgolf Entertainment Groupによって製作される。
Westbrook StudiosとTopgolf Entertainment Groupは去年10月にオリジナルエンターテインメントを共同製作することを発表。その時から本作を製作しており、20世紀フォックス・テレビジョンの元代表取締役副社長テレンス・カーターがWestbrookに共同社長・テレビ部門の代表として参加してから初めてのTVシリーズとなる。
本シリーズでウィルは、将来有望なコメディアンや伝説のコメディアンなど多様なラインナップのコメディアンを番組に招待して、コメディの性質と人々をつなぐユニークな能力を探究する。撮影はラスベガスにあるTopgolfの施設や人気名所で行われ、ウィルとゲストのコメディアン1対1のインタビュー他、舞台裏や街中のドキュメンタリースタイルとなり、ショーケース・スタンドアップ形式となる予定だ。
出演予定のコメディアンはバロン・ボーン、ミーガン・ゲイリー、パンキー・ジョソン、シーン・パトン、ローズバッド・ベイカー、シェーン・トレス、クレイトン・イングリッシュ、クリスティー・キエッロ、ヴァネッサ・ゴンザレス、マーティン・アバーノ、サム・タレント、デイヴィッド・ゴボリー、ジャッキー・ファビュラス、クリス・エストラード、レル・バトル、ダフニーク・スプリングス。特別出演として、ジョージ・ウォレス、デミ・アデジュイグベ、ショーン・ワサビなどが名を連ねている。
テレビ部門の代表カーターは「スタンドアップ・コメディに対するウィルの愛と尊敬は根深いものであり、本作で次世代の多様なコメディタレントを発掘し、彼らから学び、そして機会を与えられることを願っています。『This Joka』のゴールは笑うことだけではなく、笑いの根底にある普遍的な人間の真実を見つけることです」と述べた。
ウィルはミゲル・メレンデス(『Will Smith"s Bucket List(原題)』)、ブラッド・ハウゲン(『Justin Bieber"s Believe(原題)』)、エリック・アンダーソン(『Hands in the Mist(原題)』)らと共に製作総指揮を務める。監督はランス・バングス(『her/世界でひとつの彼女』)。
ウィルは今年1月公開した『バッドボーイズ フォー・ライフ』に主演。次回作では実話が基のイングランド王リチャード1世の伝記映画に主演・プロデュースすることが発表されている。これからも俳優としてプロデューサーとして彼の活躍に期待できそうだ。
4月6日(月)にスタートし、初日のダウンロード数は30万件を突破した新配信サービスQuibiにて『This Joka』は配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:ウィル・スミス (c)babiradpicture - abp / FAMOUS