大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の全米での放送直後にキャストやスタッフをゲストに迎えて同作の貴重な裏側が語られるトークショー『トーキング・デッド』。本家のシーズン10後半に合わせて、同番組の新エピソードもHuluにて順次配信中だ。『ウォーキング・デッド』シーズン10第15話「復讐の足音」の放送直後に収録された第15回の内容をちょっとだけご紹介しよう。(※本記事は『ウォーキング・デッド』シーズン10第15話までのネタばれを含みますのでご注意ください)
新型コロナウイルスの影響で、ホストのクリス・ハードウィックとゲストたちがスタジオでなく自宅から参加する形で収録されている『トーキング・デッド』。今回のゲストは、ユージーン役のジョシュ・マクダーミット、エゼキエル役のカリー・ペイトン、プリンセス役のパオラ・ラサロ。
カリーはなぜか黒いローブ姿。「ここ3日間このローブしか着てない」という彼が「あと3日で完全なジェダイになる」とジョークを飛ばすと、クリスが「カリー・ワン=ケノービだね」とツッコミ。
新キャラクターのプリンセスについてカリーとジョシュが聞かれ、カリーは「エゼキエルにとってプリンセスは新たな虎(シヴァ)」と形容。一方のジョシュはプリンセスを演じるパオラの仕事ぶりについて「(リック役の)アンドリュー(・リンカーン)に似てる」と称賛した。
そんなパオラは、いきなり大人気シリーズに参加したにもかかわらず堂々とした演技を披露している。その証拠として、プリンセスが水筒を投げて地雷原を爆発させるシーンが、パオラの予想以上のスケールで内心ビックリしたがカットの声がかからなかったので演技を続けたと回想。また、その一連のシーンの中でカメラに隠れて共演者のジョシュとカリーが実は笑っていたと暴露している。
エゼキエルとジェリーの別れについて聞かれたカリーは、彼自身とエゼキエルにとってジェリーと演じるクーパー・アンドリュースは「最高。まるで弟のような存在」と語り、原作には存在しないドラマオリジナルのキャラクターに対する愛を吐露。ジェリーと別れるのが悲しかったあまり、話すのも辛いそうで、思わず暴言まで飛び出す一幕も。
番組終盤で流れた次回のチラ見せは約2分半のロングバージョンで、最後にマギーも登場。続けて電話でショーランナーのアンジェラ・カンが飛び入り参加し、今後の展開を少し匂わせた。カンはさらにリモートワーク中の状況報告と、新シーズンの撮影開始を5月上旬から数週間延期することになったと報告。特殊効果などを付け足す関係で放送が延びたシーズンフィナーレの第16話に関しては「今年中に放送するわ」と約束している。
そのほかにも、ジュディスがダリルにリックのことを告げない理由や、ベータの新しいマスクが生まれた経緯、ユージーンのさりげないジョークなど今回も内容盛り沢山なので、番組内で確認してみてはいかがだろう? 『トーキング・デッド』の該当エピソードは4月16日(木)0:00よりHuluにて配信。なお、Huluでは『ウォーキング・デッド』とダリル役のノーマン・リーダスがホストの旅番組『ライド with ノーマン・リーダス』も配信中だ。(海外ドラマNAVI)
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『トーキング・デッド』
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