『シャイニング』を超える!スティーヴン・キング×HBOの『アウトサイダー』製作秘話とは?

70代になった今もヒット作を飛ばし続けるスティーヴン・キングと、『ゲーム・オブ・スローンズ』をはじめ数々の名作ドラマを生んできたHBOが初めてタッグを組んだクライム・ホラードラマ『アウトサイダー』が、本日4月23日(木)より配信&放送開始。それに合わせて、出演のほか、製作総指揮・第1話&第2話の監督を務めたジェイソン・ベイトマンが製作秘話を語る特別映像が初解禁された。

原作は、アメリカで2018年に出版されベストセラーになったものの、日本語訳版はまだ発売されていないキングの同名小説。物語の始まりとなるのは、ジョージア州の小さな町で起きた11歳の少年の惨殺事件。その殺人容疑で逮捕される高校教師テリーを演じるジェイソンは、クライム・スリラードラマ『オザークへようこそ』の演技でゴールデン・グローブ賞やエミー賞の候補になっただけでなく、監督としてエミー賞を受賞している。

今回解禁されたインタビュー動画の中で、監督として担当した作品が10本を超えるジェイソンは「監督として作品のジャンルに好奇心をかき立てられた」と、『アウトサイダー』に対面した時の心境を回想。惨殺事件を題材に、単純と思われた事件から一転して不可解な超自然現象が始まる表現方法に関して、「ホラーと異なる雰囲気と恐怖感を表現した。視聴者は非日常を受け入れるだろう」と、その特異性を指摘。

彼はさらに、本作をキングの過去作と比較し、「スティーヴン・キングの『シャイニング』の脚本と視覚表現を上回るものだ。構成、映像の色調、編集速度に魅了され、監督として習得したいと感じた」と語っている。この動画の中には、彼のインタビューのほか、製作現場の映像や本編映像も盛り込まれている。

キャストはジェイソンのほか、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のベン・メンデルソーン、『ハリエット』のシンシア・エリヴォ、『ジョーカー』のビル・キャンプ、『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』のジェレミー・ボブ、『マスターズ・オブ・セックス』のジュリアンヌ・ニコルソン、『HOMELAND』のマーク・メンチャカ、『アメリカン・ホラー・ストーリー』のメア・ウィニンガム、『ボーン・アルティメイタム』のパディ・コンシダインなど。

スタッフには、すでにキング作品のドラマを手掛けた面々が集結。プロデューサーを務めるのは、『ミスター・メルセデス』『アンダー・ザ・ドーム』のジャック・ベンダーや『ミスター・メルセデス』のデニス・ルヘインが名を連ね、『キャッスルロック』のアンドリュー・バーンスタインがメガホンを取っている。ほかのキング作品でおなじみのキャラクターが登場するといった仕掛けも見逃せない。

『アウトサイダー』配信・放送情報
・Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて4月23日(木)より配信スタート
[字]4月23日(木)より毎週木曜に一話ずつ更新(※5月22日まで第1話無料配信)
[吹]5月13日(水)より毎週水曜に一話ずつ更新

・BS10 スターチャンネルにて4月23日(木)23:00より放送スタート
[字]4月23日(木)より毎週木曜 23:00~ ほか(※4月23日の字幕版第1話無料放送)
[吹]5月12日(火)より毎週火曜 22:00~ ほか

(海外ドラマNAVI)

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『アウトサイダー』
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