大ヒットミュージカルドラマ『Glee/グリー』のレイチェル役で知られるリア・ミシェルが、第一子を妊娠していることが明らかになった。米Peopleが報じている。
昨年3月に結婚した、現在33歳のリアと、アパレルメーカーAYR社長で37歳のザンディ・ライヒの新婚カップルに家族が増えるという喜びが訪れたようだ。関係者によると、二人はずっと子どもを授かりたいと思っていたという。
4月24日に投稿されたリアのInstagramには「ビタミンD」とだけコメントされ、外で太陽を浴びてビタミンDを摂取しているリアの写真が掲載されている。熱心なファンは早速、『Glee』のシーズン1第6話「効果抜群!ビタミンD」というエピソードに基づいていると指摘。そして、ビタミンDは妊娠中の女性が普段よりも多めに補充するよう言われるため、リアが胎児のために太陽を浴びているとも感じ取れるようだ。
2017年7月から交際をスタートさせた二人は、2018年4月末に婚約。当時リアはビーチを背景に、大きなダイヤモンドのリングを薬指にはめた左手で顔を隠し、「Yes」というコメントを自身のInstagramに掲載して婚約を公にしていた。
昨年、結婚式を挙げた際には、『Glee』のブレイン役で知られるダレン・クリスや、キティ・ワイルド役のベッカ・トビン、『スクリーム・クイーンズ』のエマ・ロバーツらが参列したと伝えられている。「ついに結婚したんだと、とても興奮してるわ。そして、たくさんの友人や家族に囲まれて本当に光栄よ。そして何よりも、この先ずっと一緒に居られるなんて、とても幸せ!」と当時、リアは語っていた。
その2週間後には、場所は明らかにしていないが南国のビーチでハネムーンを楽しんだ二人。「付き合いだした時に、旅行中も揉めないで仲良くやれると分かったの。いい関係を保つには、とても大事な要素だと思うわ」と旅先でもうまくやっていけることをリアは話していた。
また、ライヒとの結婚は、『Glee』『スクリーム・クイーンズ』『アメリカン・ホラー・ストーリー』など数多くのヒット作を生み出しているライアン・マーフィーからもお墨付きをもらっていたという。「彼氏がライアンに認めてもらえたから、もう決まったも同然だったの。両親も友だちの意見も気にならない。でもライアン・マーフィーが認めたなら、もうそれは決まりってことだったのよ」とリアは笑って話している。
『Glee』出演後のリアは、マーフィーが手掛ける『スクリーム・クイーンズ』にレギュラー出演。また昨年5月には、ディズニー映画『リトル・マーメイド/人魚姫』の公開30周年を記念し、ロサンゼルスのハリウッド・ボウルで上演されたミュージカルで人魚姫のアリエルを演じ話題となった。
リアは、『Glee』で共演したフィン役のコーリー・モンテースと交際していたが、薬物とアルコールの過剰摂取が原因でコーリーは2013年7月に急逝。恋人を失うというつらい経験を、周りのサポートで少しずつ乗り越えてきた。結婚をしてもコーリーへの想いは消されることなく、毎年彼の命日にSNSに胸の内をコメントするなど追悼を続けている。
つらい過去を乗り越えて、幸せを手に入れ、さらにママにもなるリア。きっと喜びの絶頂にあることだろう。リア&ザンディ、本当におめでとう!
(海外ドラマNAVI)
Photo:リア・ミシェル公式Instagramより